「せめてもの気持ち」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「せめてもの気持ち」の意味を分かりやすく説明していきます。

「せめてもの気持ち」とは?意味

「せめてもの気持ち」とは、「十分ではないけれど、精いっぱいの気持ち」と言った意味の言葉です。

「せめてもの」と言う言葉は、副詞の「せめて」に強調する意味の「も」がつ付けられ、さらに助詞の「の」が付けられた言葉で、「十分ではないが、現時点では精いっぱいの」との意味の言葉です。

従って、「せめてもの気持ち」は、冒頭の意味となるのです。

「せめてもの気持ち」の概要

「せめてもの気持ち」の意味は、先の通りですが、この言葉はお礼や感謝の気持ちを表す品物を渡す際に使われる言葉です。

あなたへのお礼や感謝の気持ちは、この程度ではありませんがと言った想いが込められた表現です。

「せめてもの気持ち」を、さらに具体的に表すために「せめてもの感謝の気持ち」や「せめてものお礼の気持ち」と、「感謝」や「お礼」等の言葉を挿入して使われる場合もあります。

「せめてもの気持ち」の言葉の使い方や使われ方

・『今回の仕事ではお手伝いいただき、本当に助かりました。これはせめてもの気持ちですので、お召し上がりください』
・『先日は多大なご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。こちらはせめてもの気持ちです。ぜひお納めいただければと存じます』

まとめ

「せめてもの気持ち」とは、「十分ではないけれど、精いっぱいの気持ち」と言った意味の言葉です。

お礼や感謝やお詫びの品物を渡す際にしばしば使われる表現です。