「道を切り拓く」はどのような意味で使われる慣用句なのでしょうか。
今回は、「道を切り拓く」の意味について解説します。
「道を切り拓く」とは?意味
「道を切り拓く」とは?意味
「道を切り拓く」とは、「まだ誰も超えられていない困難を乗り越えて進路を示すこと」を意味する言葉です。
「道を切り拓く」の概要
「道を切り拓く」の概要
「切り拓く」の本来の意味は「障害物を排除して整地し開発する」というものです。
草木で覆われた山を斧やナタなどの刃物で障害物を切り倒して整備し人が住む場所や農地など開発するさまを表す言葉で、苦労しながら土地を開発する様子を表します。
「道を切り拓く」は茂みを切り分けながら山道を作っていく様子を表し、そこから転じて「手がつけられていない分野に挑み成果を上げながら後に続く者の道となるやり方やノウハウを示すこと」を意味する慣用句として使われています。
ある分野に初めて挑戦した第一任者のおかげで他の人が容易に挑戦できるようになったときに用いる表現です。
「道を切り拓く」の言葉の使い方や使われ方
「道を切り拓く」の言葉の使い方や使われ方
『恐れを知らぬ冒険心が道を切り開く』
『野茂英雄の挑戦が日本人メジャーリーガーの道を切り拓いた』
まとめ
まとめ
「道を切り拓く」は挑戦する心と成し遂げた功績の両方によって成立する言葉です。
後に続く者が出てきて初めて成り立つ言葉なので使い方に注意してください。