「驚嘆の念を禁じ得ない」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「驚嘆の念を禁じ得ない」とはどのような意味を表している言葉なのでしょうか。

今回は、「驚嘆の念を禁じ得ない」の意味について解説します。

「驚嘆の念を禁じ得ない」とは?意味

「驚嘆の念を禁じ得ない」とは、「驚き感心する気持ちが限りなく湧いてくる」という意味の言葉です。

「驚嘆の念を禁じ得ない」の概要

「驚嘆の念を禁じ得ない」の「禁じ得ない」は「禁ずる」と「得ない」の二語から成る二重否定です。

「禁ずる」には制止してやらせないという意味がありますが「得ない」で否定されているので「制止してやらせないことができない」つまり「止められない」という意味になります。

一般的に二重否定は元の言葉を強めるときに使われるので「驚嘆の念を禁じ得ない」の場合は驚いて感心することを意味する「驚嘆の念」が止めようのないほど強いことを表しており、驚き感心する気持ちがとめどなく湧いてくる様子に対して用いる表現です。

「驚嘆の念を禁じ得ない」の言葉の使い方や使われ方

『圧倒的な実力を見せつけられて驚嘆の念を禁じ得ない』
『2試合連続完全試合達成の報を聞き驚嘆の念を禁じ得ない』

まとめ

「驚嘆の念を禁じ得ない」は信じられないほど驚き感心させる出来事に対して用いる表現です。

あまり頻繁に使われる表現ではありませんが正しい意味を知っておきましょう。