この記事では、「出羽」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「出羽」の正しい読み方は「いずは」と「でわ」どちら
「出羽」の正しい読み方は「いずは」と「でわ」どちら
「出羽」の読み方として推測できるものに、「いずは」と「でわ」があります。
「いずは」と「でわ」の二つの読み方のうち、「出羽」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「出羽」の正しい読み方の結論は、「でわ」が正しい読み方になります。
「出羽」というのは律令に基づく昔の日本にあった国名の一つ「出羽国(でわのくに)」であり、その読み方は古来から「でわ」と決められています。
「出羽」の漢字自体は「いずは」と読むこともできますが、実際は「いずは」と読む言葉は存在しません。
そのため、「出羽」を「いずは」と読むのは誤読なのです。
「出羽」の意味
「出羽」の意味
「出羽」の意味は、「律令によって制定された東北地方の令制国の一つ」を意味しています。
「出羽」は、「現在の山形県と秋田県を合わせた広大な領域となる国・東山道八カ国のうちの一つの国」を指しているのです。
「出羽」は、「阿倍比羅夫(あべのひらふ)の蝦夷討伐によって開拓が始まり、712年に越後国から分離して出羽国となった歴史的経緯」があります。
「出羽」の言葉の使い方や使われ方
「出羽」の言葉の使い方や使われ方
「出羽」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『出羽は現在の県名では秋田県と山形県に相当しますが、中世まで蝦夷やその子孫の有力者が支配する地域でした』
・『明治元年の1868年に広大な出羽国は、羽前と羽後に二分割されて現在の廃藩置県に至りました』
・『近代化する前の令制国においては、東北地方は出羽国と陸奥国が治める形になっていました』
まとめ
まとめ
この記事では、「出羽」の正しい読み方「でわ」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「出羽」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を参照してみてください。