「ゴロゴロする」とは意味や概要、類語や例文まで徹底解説

「ゴロゴロする」とは何もせずだらけて時を過ごすこと

「ゴロゴロする」の解説

「ゴロゴロする」の解説

「ゴロゴロする」「ゴロゴロ」は副詞で、複数の意味で使います。

大きな物が転がる、沢山転がっている、雷が鳴る音、猫がのどを鳴らす音、異物によって違和感がある様子、沢山あってありふれている、などがあります。

「ゴロゴロする」と言えば、何もせずにだらけて時を過ごすことという意味で使うことが多いのですが、猫がのどを鳴らす、目にゴミが入って違和感があるという意味で使うこともありますので、前後にある言葉、話の流れなどから判断するようにしてください。

「ゴロゴロする」の使われ方

「ゴロゴロする」の使われ方

「ゴロゴロする」とは、人間に対して使う場合は、寝転がって何もしない、家でゆっくりしているといった意味合いで使います。

また、働かずに家にいる、仕事を怠けているといったことを遠回しに言う時にも使われますが、これは悪い意味ですので注意してください。

他に、猫がリラックスしてのどを鳴らすこと、目に異物が入り違和感があること、お腹の調子が悪いことなども「ゴロゴロする」と言うことができます。

その場の状況、発言した人の様子などから、どの意味合いで使っているか判断するようにしましょう。

「ゴロゴロする」の例文1

「ゴロゴロする」の例文1

「明日は休みだけど大雨の予報だし、一日中ゴロゴロするつもり」 特に予定も立てず、家でゆっくりと過ごすだけという意味合いで「ゴロゴロする」と使うことができます。

緊張感を持たず、リラックスするという状態を言い表していて、怠けるといった意味ではありません。

「ゴロゴロする」の例文2

「ゴロゴロする」の例文2

「あの男は何年も酒を飲んでゴロゴロする生活だ。

奥さんがかわいそうでならない」
「ゴロゴロする」という言葉には、働くことを嫌がり、何もしないという意味合いがあります。

例文の場合、定職に就いていない、怠けて暮らしているといったことを表しているのです。

「ゴロゴロする」の類語・言い換え表現

「ゴロゴロする」の類語・言い換え表現

「ゴロゴロする」と似た意味を持つ言葉を紹介します。

「ぐうたらする」

「ぐうたらする」

「ぐうたらする」とは、ぐずぐずとして、働く気力がない様子を言います。

休みの日に「ぐうたらする」とは動かずに過ごす、無気力な様子を意味します。

また、それとは別に「仕事もせずぐうたらする」という場合は、働く気力がない、つまり怠け者といった意味になります。

無職で遊んでいる人のことを言い表す時によく使います。

「実家暮らしをいいことに、いつまでぐうたらするつもりだ」「あの男は、妻の稼ぎをあてにして、ぐうたらする気だ」などと、使います。

「ぶらぶら」

「ぶらぶら」

「ぶらぶら」とは、決まった仕事、日課がなくただ過ごすだけといった意味があります。

また特別な目的がなく歩く、のんびり歩くといった意味もあります。

「仕事を辞めて、実家でぶらぶらする」「親が甘やかすから、彼はぶらぶらしているのだ」「街をぶらぶらするだけでも、楽しい」などと、使います。

「のんべんだらり」

「のんべんだらり」

「のんべんだらり」とは、何もせず、あるいはどうでも良いことをぐずぐずとして、時間を無駄にすることを言います。

「のんべんだらりと遊んで暮らしていい身分だ」「のんべんだらりと日を送るなんて、勿体ないと思わないのか」などと、使います。

「のらりくらり」

「のらりくらり」

「のらりくらり」とは、何もせずにぶらぶらしている様子、掴みどころがない様子、といった意味があります。

また働きもせずぶらぶらしている人のことを「のらくら者」とも言います。

「妻はお金がないと言いながらパートにも出ず、のらりくらりと暮らしている」「若いのに、就職もせずのらりくらりと家で遊んでいる」「そんな風にのらりくらりと過ごすのなら、学費は出してやらない」などと、使います。

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