「しぶしぶ」とは意味や概要、対義語や例文などを解説

「しぶしぶ」の解説

「しぶしぶ」の解説

「しぶしぶ」という表現は、「乗り気ではない心理状態で、仕方なく物事をするさま」「気が進まない中で、やむを得ずにすること」を意味しています。

「しぶしぶ」という言葉は、漢字で表記すると「渋々」になります。

「しぶしぶ」は、「自分の本心・本音としてはやりたくないけれど、仕方なくその物事をやるさま」といった意味のニュアンスを持っている表現なのです。

「しぶしぶ」というのは、「不本意ながらも仕方なく、ある物事に賛成・承知・実施すること」「嫌々ながらも(消極的ながらも)ある物事をするさま」を意味している言葉になります。

例えば、「しぶしぶ、その契約に合意することにしました」「しぶしぶ、彼女の説明を受け入れたのです」といった文章で使うことができます。

「しぶしぶ」の使われ方

「しぶしぶ」の使われ方

「しぶしぶ」という表現は、「ある仕事・物事を嫌々ながらもする場合」「ある仕事・物事を不本意な気持ちで仕方なくやる時」に使うという使われ方になります。

「しぶしぶ」というのは、「消極的な姿勢・やむを得ないという気持ち・仕方ないという思い」を前提にして、ある物事・仕事・活動を不本意ながらもすることなのです。

あるいは、「しぶしぶ」「不本意な気持ち(本音としては嫌な気持ち)で、仕方なく賛成・承知・実行する場合」に使われています。

「しぶしぶ」の例文1

「しぶしぶ」の例文1

「しぶしぶ」の例文を紹介して、その意味を解説します。

「しぶしぶやり始めた仕事ですが、今では仕事が好きになって自分のライフワークのように感じるようになりました」

この例文は、「嫌々ながら仕方なく(消極的な姿勢・気持ちで)やり始めた仕事ですが、今では仕事が好きになって自分のライフワークのように感じるようになった」ということを意味しています。

「しぶしぶ」の例文2

「しぶしぶ」の例文2

「しぶしぶ」の例文を紹介して、その意味を解説します。

「本当は山に行きたかったのですが、海に行きたいという彼女の希望にしぶしぶ賛成しました」

この例文は、「本当は山に行きたかったのですが、海に行きたいという彼女の希望に、本音では気が進まなかったのですが(嫌々ながらも仕方ないという思いで)賛成しました」ということを意味しています。

「しぶしぶ」の類語・言い換え表現

「しぶしぶ」の類語・言い換え表現

「しぶしぶ」の類語・言い換え表現として、「嫌々」「面倒臭そうに」「気乗りせずに」「消極的な姿勢で」「不本意ながら」「仕方なく」「やむを得ず」などがあります。

「しぶしぶ」という表現は、「不本意ながら(嫌々ながらも)ある物事をすること・気乗りしていなくて面倒くさそうな感じですること・消極的な姿勢で仕方なくやるさま・他に選択肢がなくてやむを得ずにするさま」などの意味合いを持っています。

それらの意味合いから、「しぶしぶ」と類似した意味を持っている類語・言い換え表現として、「嫌々」「面倒臭そうに」「気乗りせずに」「消極的な姿勢で」「不本意ながら」「仕方なく」「やむを得ず」を挙げられます。

「しぶしぶ」の対義語

「しぶしぶ」の対義語

「しぶしぶ」の対義語として、「好んで」「積極的な姿勢で」「自発的に・率先して」「前向きな気持ちで」「やる気満々で」「乗り気で」などがあります。

「しぶしぶ」という表現は、「自発性が見られない消極的な姿勢で・自分が好きでやっているわけではない」「後ろ向きな気持ちで(乗り気ではなく)・本当はやる気がないのに仕方なくやっているさま」を意味しています。

それらの意味合いから、「しぶしぶ」と反対の意味を持つ対義語として、「好んで」「積極的な姿勢で」「自発的に・率先して」「前向きな気持ちで」「やる気満々で」「乗り気で」を挙げることができます。

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