「遅ればせながら」とは？ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「遅ればせながら」とは?

ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。

「遅ればせながら」とは?

「遅ればせながら」は、何かに遅れて参画するような場合に使用できる言葉です。

「遅ればせ」は、「遅れ馳せ」と表記できます。

これは、「馳せ参じる」などで使用される「馳せ」と同じであり、「駆けつける」のような意味があります。

そして、単純に「走る」という意味ではなく、「駆けつけてくる」のようなニュアンスを含んでいるのです。

そのため、「遅れ馳せながら」とは、「遅れて駆けつけたが」や「駆けつけるのが遅れてしまったが」のような意味で使用できる言葉だと分かるのです。

「遅ればせながら」のビジネスでの使い方、使うときの注意点

それでは、ビジネスで「遅ればせながら」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

たとえば、業界団体があったとします。

そして、あなたの会社は他社よりだいぶ遅れて、団体に参画することになったのでした。

このような場合には、「遅ればせながら、当社も参画することにいたしました」と述べるとよいでしょう。

これにより、遅れて参画するような様子を、上手に言いかえて表現できるのです。

この言葉を使用する際には、「遅ればせながら」の使い方に注意しましょう。

これは「遅れましたが」のように言い換える事もできます。

これはシンプルで分かりやすい表現になりますが、「遅ればせながら」が持つ微妙なニュアンスが欠落してしまうとも言えます。

使用する状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。

「遅ればせながら」を使った例文

「遅ればせながら」を使った例文を挙げます。

例文のように、前段の内容に応じた文章を続けるようにすると、自然な表現を作成できるのです。

・『遅ればせながら、私たちもプロジェクトに参画します』
・『遅ればせながら、当社も新技術の開発に成功いたしました』
・『遅ればせながら、皆様と同じ仕事ができるようになりました』

「遅ればせながら」の類語と敬語での言いかえ

「遅ればせながら」の類語と敬語を解説していきます。

「遅ればせながら」の類似表現

「遅ればせながら」の類似表現には、「遅れましたが」があります。

「遅ればせながら」と「遅れましたが」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。

「遅ればせながら」の敬語表現

「遅ればせながら」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。

たとえば「遅れてしまいましたが」に言いかえできます。

まとめ

このように「遅ればせながら」は、何かに遅れて参画するような場合に使用できる言葉です。

ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。