この記事では、「しょんどい」の意味を分かりやすく説明していきます。
流行りの言葉を学びましょう。
「しょんどい」とは?意味
「しょんどい」とは?意味
「しょんどい」とは、ツイていないこと。
かったるくて、くたびれることです。
へとへとに疲れている状態をあらわす若者語になります。
そもそも「しょんどい」とは「正直、しんどい」を略したものです。
ハードスケジュールが続いて、体が疲れていること。
勉強やバイトを詰め込みすぎて、心と体がクタクタになっている状態が「しょんどい」です。
「部活しょんどい」や「夜勤しょんどい」のように使います。
「しんどい」だと重たく感じてしまいますが、可愛げのある「しょんどい」なら気軽にはき出せます。
素直に呟ける、ほっこりした言葉です。
「しょんどい」の概要
「しょんどい」の概要
しょんどいは、テレビ番組のタイトルから生まれた言葉です。
テレビ朝日系列で『堂本剛の正直しんどい』という番組があり、ここから「正直しんどい」が全国に広がっていきました。
「正直しんどい」は「正直」と「しんどい」を組み合わせた言葉で、この場合の「正直」には「ぶっちゃけ」という訳があります。
嘘をついていない、本心の気持ちをあらわしたものが「しょんどい」です。
ちなみに「しんどい」というのは、関西の方言です。
おもに大阪で使われていた「だるい」という意味の関西弁ですが、今では各地で使われるようになりました。
風邪をひいて力が出ないことや、ストレスがたまって心のやり場がないことも「しんどい」といいます。
しょんどいは心と体が悲鳴をあげた、限界の状態をさしています。
「しょんどい」の言葉の使い方や使われ方
「しょんどい」の言葉の使い方や使われ方
「しょんどい」はこのように使われています。
・『朝練が毎日、続いています。そろそろ、しょんどいです』
・『育児に疲れて、寝落ちしていました。しょんどい』
・『朝から、地獄のような日でした。医療従事者はしょんどい』
「しょんどい」は文章の最後につかいます。
文末の締めとして用いられています。
「しょんどい」の類語や言いかえ
「しょんどい」の類語や言いかえ
「しょんどい」はこの言葉に、置きかえできます。
・正直しんどい
・かったるい
・だるい
・疲れた
・めんどうくさい
・おっくう
「しょんどい」はそのまま置きかえると「正直しんどい」です。
このほか「かったるい」「疲れた」「気だるい」などの言葉もあります。
ちなみに「かったるい」は多摩や横浜の方言です。
大阪の「しんどい」と同じような意味があります。
精神的に負担のかかる作業をしていると、たっぷり寝ても疲れが満足にとれないことがあります。
しょんどいと思ったら思いきって何もせず、ボーとしてみるのも良いかもしれません。
まとめ
まとめ
「しょんどい」の意味と使い方をお知らせしました。
「しょんどい」とは「正直しんどい」を短縮した言葉です。
同タイトルのバラエティ番組から生まれました。
「本当に疲れる」という意味があります。
「しょんどいな」と思ったら、美味しいものを食べてぐっすり休んでみましょう。