「せめてもの抵抗」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「せめてもの抵抗」とはどんな行為を指しているのでしょうか。

今回は、「せめてもの抵抗」の意味について解説します。

「せめてもの抵抗」とは?意味

「せめてもの抵抗」とは、「無駄だと分かっていながらもやらずにはいられない意地を見せるための抵抗」を意味する言葉です。

「せめてもの抵抗」の概要

圧倒的な実力差がある相手に対して行われる抵抗の一種で、実力差を考えればほとんど効果がなく無駄だと分かっていながらもむざむざやられるわけにはいかないと意地を見せるために行う反抗を指します。

「せめてもの」という言葉には「足りないことは承知しているができる限りを尽くす」という意味があります。

できる範囲の中での精一杯を表しており「せめてもの抵抗」は圧倒的な力量差を前に行われる出来る限りの抵抗を表す言葉です。

「せめてもの抵抗」の言葉の使い方や使われ方

『既に自軍は壊滅してしまったがせめてもの抵抗を試みる』
『せめてもの抵抗で武士としての意地を見せる』

「せめてもの抵抗」の類語や言いかえ

・意地の一撃 「意地を示す攻撃」を意味します。

「せめてもの抵抗」はほとんど効果がないことを前提にしているのに対し、こちらはまだ勝利を諦めていないときに使います。

まとめ

「せめてもの抵抗」は心に突き動かされての行為です。

無駄だと笑うのは簡単ですが人の覚悟を笑うのは人として恥ずべきふるまいです。

そのような場に立ち会うことがあったら示された勇気を賞賛してください。