「さりとて」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「さりとて」の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「さりとて」とは?意味

「さりとて」とは?意味

人の言ったことが正しいとは思いますが、そうはいっても自分はまた別の考えを持っていると主張するとき使うのが「さりとて」です。

言うことに一理あるかもしれないが、こちらはそうかといって悪くないと感じる結果のとき相手に気持ちを強調して伝えます。

「さりとて」の言葉の使い方や使われ方

「さりとて」の言葉の使い方や使われ方

人が作った作品を見ている人が「これは出来がよくない」と否定するとき、自分はそうでもないと思うのであれば「さりとて悪くはない出来栄えだ」と受け入れる気持ちを表すわけです。

その意見に対して「さりとて人前に出すほどのものではない」とさらに否定するとき使います。

「さりとて」の例文

「さりとて」の例文

「さりとて」を使った例文を挙げます。

・『近所の人と喧嘩したので仲直りしたいが、さりとてすぐに許せない』
・『家族の住む家に戻りたいとは思うが、さりとて今は帰れない』
・『同情されるのは嬉しいが、さりとて簡単に相手の気持ちを受け入れる気はない』

まとめ

まとめ

否定した相手に自分は反対の意見であることを伝えるとき、さりげなく古風な言い回しで伝えてみるのも人を惹きつける文章になるでしょう。

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