「さじを投げる」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「さじを投げる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「さじを投げる」とは?意味

「さじを投げる」とは?意味

「さじを投げる」「匙を投げる」とも書き、意味は以下の通りです。

1つ目は「医者が治療しても治る見込みがないとして患者を見放すこと」という元の意味で、医者が治療をあきらめることです。

2つ目は転じて「努力しても状況が良くなる見込みがなく、そこで断念して手を引くこと」という意味で、ものごと途中でやめて投げ出すことです。

「さじを投げる」の概要

「さじを投げる」の概要

「さじを投げる」「さじ」は、昔の医者が薬を調合する為に使っていた専用のスプーンのことです。

一生懸命薬を調合しても、病人の容体が良くなるどころか悪化する一方であり、これ以上薬を処方しても無駄でなすすべがないとして、医者がさじを放り投げてしまい、治療をあきらめてしまうことが由来になります。

ここから「諦めて手を引くこと」のたとえとして使われています。

「さじを投げる」の言葉の使い方や使われ方

「さじを投げる」の言葉の使い方や使われ方

「さじを投げる」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『末期がんで医師がさじを投げる』
・『注意しても態度が直らないので、上司もさじを投げる』
・『このファイルは破損してリカバリできないとSEがさじを投げる』

まとめ

まとめ

今回は「さじを投げる」について紹介しました。

言葉の意味を正しく理解して、必要に応じて使いこなせる様にしましょう。

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