「一矢報いる」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「一矢報いる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「一矢報いる」とは?意味

「一矢報いる」とは?意味

「一矢報いる」「いっしむくいる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「勝負事で、相手の攻撃に対し少しでも反撃する」という意味で、攻められっぱなしではなく、一度でもやり返すことです。

2つ目は転じて「相手から非難や責めを受けた時に、少しでも反論してひるませること」という意味で、言われっぱなしではなく、一度でも反論して相手を黙らせることです。

「一矢報いる」の概要

「一矢報いる」の概要

「一矢報いる」の語源は、1274年の元寇での逸話が元になります。

鎌倉時代、日本はモンゴル(元)から来襲されました。

敵は圧倒的な軍事力を持っていて、日本はとても対抗できませんでした。

しかしその中で「小弐景資(しょうに・かげすけ)」という武将が一本の矢を放ったところ、なんとモンゴルの武将に命中したのです。

わずかながらでも痛手を与えられたことから、「一矢報いる」として使われる様になりました。

「一矢報いる」の言葉の使い方や使われ方

「一矢報いる」の言葉の使い方や使われ方

「一矢報いる」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『とても勝てそうにない相手だが、せめて一矢報いたい』
・『顧客を引き継いだ状態でブラック企業を辞めて一矢報いる』
・『いつも嫌味ばかり言う義母の事を義父に告げ口をして一矢報いる』

まとめ

まとめ

今回は「一矢報いる」について紹介しました。

言葉の意味を正しく理解して、必要に応じて使いこなせる様にしましょう。

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