この記事では、「メーラーデーモン」の意味を分かりやすく説明していきます。
気になるカタカナ語を学びましょう。
「メーラーデーモン」とは?意味
「メーラーデーモン」とは?意味
「メーラーデーモン」は「メールが正常に送れませんでした」のこと。
メールアドレスが間違っていたり、システムがダウンしていたり、添付するファイルの容量が重すぎるなど、何らかの原因によってメールが送信できない状態を意味します。
メールが送れなかったときに、自動返信されるメールが「メーラーデーモン」です。
メーラーデーモンと呼ばれるのは、送り主の宛名に「MAILER-DAEMON」と書いてあるからです。
仕事やプライベートでメールを送っていると、誰もが1度は見かけたことがあるのがこの呼び名になります。
もちろんプログラムが自動的に返信しているので「メーラーデーモン」という人物が実在するわけではありません。
思わずロックバンドのデーモン小暮さんを思い浮かべてしまう、クセのある単語です。
「メーラーデーモン」の概要
「メーラーデーモン」の概要
「メーラーデーモン」はメールが送信できないときの自動プログラムです。
送信した人に、送り返される仕組みになっています。
もともと「メーラーデーモン」の「デーモン」はギリシャ神話に登場するダイモーンという神様からきています。
ダイモーンは災いに関する神様で、守護神としても描かれています。
メーラーデーモンが返信されないと、相手にメールが届いていないことを知ることができないので、メーラーデーモンはある意味救世主のような存在です。
ちなみにメーラーデーモンがやって来てしまったときは、送信メールの確認をします。
添付ファイルのサイズを小さくしたり、メールアドレスを再度打ち直したり、ウイルス感染をしていないか確認を取ることで原因究明できます。
アポ無しでやって来るメーラーデーモンさんと、賢くお付き合いしたいものです。
「メーラーデーモン」の言葉の使い方や使われ方
「メーラーデーモン」の言葉の使い方や使われ方
メーラーデーモンはこのように使います。
・『幼なじみにメールをしたら、メーラーデーモンさんが送られてきた』
・『本日もメーラーデーモンが君臨。僕にとっての守護神です』
・『容量不足のため、メーラーデーモンさんが現れています』
メーラーデーモンは何らかの理由で、メールが正常に送れていない場合に使います。
イライラもさせられますが、守護神だと思えば怒りの度合いも少なくなります。
「メーラーデーモン」の類語や言いかえ
「メーラーデーモン」の類語や言いかえ
メーラーデーモンはこのように言いかえできます。
・メーラーデーモンさん
・MAILER-DAEMON
・受信拒否
メーラーデーモンは「メーラーデーモンさん」とさん付けされることも多いです。
正式名称はMAILER-DAEMONです。
また冷たい言い方をすると、はじき返されてしまうため受信拒否といえます。
まとめ
まとめ
メーラーデーモンの意味と使い方をおさらいしました。
メーラーデーモンは、メールが送信できないこと。
はじき返されてしまう、自動返信システムをいいます。
相手に送れていないことを冷静に教えてくれる、メール界の守護神です。