「灸を据える」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「灸を据える」の意味を分かりやすく説明していきます。

「灸を据える」とは?

「灸を据える」とは?

「きゅうをすえる」と読み、「灸」で肩こりなどの治療をすることを表します。

又は、きつく注意したり罰を与えるなどして懲らしめるという意味に使われています。

「灸」とは、ヨモギの葉からなる「もぐさ」を皮膚の上に乗せ、燃焼させて行う伝統的な医療、民間療法です。

「やいと」と言われることもあります。

昔から日本で行われており、戦国武将が日頃から行っていたことでも有名です。

近頃は、痕ができることもあり、あまり行われなくなってきています。

子どもへのしつけとして、手足や尻などにもぐさを置き、火を付けることもありました。

また、隠喩的に「お灸」をお仕置きや制裁という意味で使うこともありました。

そのことから、「灸を据える」と言った場合には、厳しい叱責や罰という意味になります。

「灸を据える」の言葉の使い方や使われ方

「灸を据える」の言葉の使い方や使われ方

「灸を据えられた」などと、使います。

場合によっては、本人のためになる罰というニュアンスもあります。

「灸を据える」の例文

「灸を据える」の例文

・『また、彼氏が浮気した。今度ばかりは厳しく灸を据えてやる』
・『彼のようなふざけた人間は、一度、灸を据えられるべきだ』

まとめ

まとめ

「灸を据える」は、厳しい注意や罰を与えるという意味があります。

今は、それほど熱くないお灸もありますが、火を付けることから、やけどの痕が残るほど熱いというイメージが定着しています。

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