この記事では、スラング用語の「胃袋婚」【いぶくろこん】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「胃袋婚」とは?意味
「胃袋婚」とは?意味
女性が結婚したいと思う男性を、自分の作った料理を食べさせて胃袋をつかんで夫婦になることを「胃袋婚」【いぶくろこん】と言います。
男性の好きな料理の仕方を調べ上げたうえで調理してお皿に盛り付けて出し、食べさせたとき美味しい料理であれば幸せな気持ちに包まれます。
そんな気持ちを利用して男性の気持ちを掴み取り、愛される女性になるため、独り暮らしでいつもお弁当ばかり食べている人や、自炊している男性はお袋の味が恋しく、美味しい料理が食べたいと強く思っています。
そのような男性の好みの味に調理したり、母親が作ったような味付けの料理を作ったとき、胃袋だけではなく、心もつかまれて「この人と結婚したい」と思うようになるのです。
「胃袋婚」の概要
「胃袋婚」の概要
モデル兼タレントの小森純が、男性と結婚するとき胃袋をつかんだことで結婚できたと伝えたことから「胃袋婚」と言われるようになったことがきっかけでした。
自分の顔がいまいち良くないときは、彼女だからこそ考え付いた方法であり、料理を作ってあげる行為と男性が食べて幸せに感じる美味しい料理を作ることで、異性にモテない人でも結婚できると考えてのことなのです。
他の方法ではなかなか難しくても、料理を作るのが得意な人や努力して好きな料理を頑張って作ったその気持ちが相手に強く伝わる方法でもあります。
「胃袋婚」の使い方や使われ方
「胃袋婚」の使い方や使われ方
彼氏にどうして自分と結婚したのか聞いたとき、「料理だ」と言われたとき「まさしくこれが胃袋婚だ」と言うわけです。
妊娠したから結婚するのではなく、あくまでも「おめでた婚ではなく、胃袋婚である」という状況のときに使います。
お弁当まで作ってあげれば男性の気持ちを強く掴んで離さない女性は「胃袋婚した勝ち組」と言ってみたり、寿退社する女性のことを「○○さんは見事胃袋婚した」と言うわけです。
「胃袋婚」を使った例文(使用例)
「胃袋婚」を使った例文(使用例)
・『美人でもない友人は職場のイケメン男性社員と胃袋婚した』
顔がいまいち美人ではない友人は、イケメンの社員と結婚したいがために料理教室へと通い、手の込んだ美味しい料理を作って食べさせたことで結婚できる人もいます。
・『胃袋婚した近所の女性は、結婚後さらに腕を磨いて美味しい料理を作ったことで旦那から愛される』
結婚できたからと安心するのではなく、もっと料理の腕を磨き、美味しい料理を出すことが離婚されないことにつながるのです。
・『好みの男性と胃袋婚したかったのに料理が下手であったためできなかった』
ほとんどの人は美味しい料理を出して胃袋をつかんで結婚しているというのに、なかには何度作っても美味しくないため振られてしまう人もいます。
まとめ
まとめ
女性に人気のイケメンでも、かなり年下の男性でも料理一つで心をつかみ、愛される女性になれるのが「胃袋婚」の目的です。
心をしっかり掴むには男性の好みを知るだけではなく、どのようなお皿にどう盛り付ければいいか、出すタイミングを考えればもっと結婚へとつなげられるでしょう。