「減築」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「減築」の意味を分かりやすく説明していきます。

リフォーム語を学んでいきましょう。

「減築」とは?意味

「減築」とは?意味

減築とは自宅のリフォームをして、床面積を減らしていくことです。

持ち家が古くなったのをきっかけに、コンパクトな住まいにする工事をいいます。

部屋数を増やし2階を3階にする作業を「増築」といいますが、この対義語にあたるのが「減築」になります。

そのため3階建ての家をいったん取り壊して、平屋だけの住まいにすること。

使わない部屋をなくして、夫婦だけの小さな家にすることを減築と呼んでいます。

減築のメリットは、住む人の年齢や家族構成にあわせた間取りにできること。

本当に使いたいスペースだけ残せるので、掃除や管理も楽になります。

一時的なコストはかかるものの、長い目でみれば暮らしやすいのが減築の良さです。

「減築」の概要

「減築」の概要

減築という言葉は、国土交通省が広めた言葉です。

その定義として「床面積を減らすリフォーム工事のこと」と記してあります。

そのため本来の意味としては、部屋数を減らしただけでは減築とはいわないことになります。

あくまで床面積そのものを減らして、暮らしやすい住まいにするのが減築です。

減築として最近にわかに注目を浴びているのが、2階建て住宅を1階だけの平屋型住宅にするリフォームです。

お子さんが巣立ったあとに2階の子供部屋をなくして、思いきって夫婦だけのスペースにする住宅などをいいます。

階段の上り下りをしなくていいので、高齢になっても住みやすいというメリットがあります。

自立したシニアライフを応援してくれる、あたらしい選択肢です。

「減築」の言葉の使い方や使われ方

「減築」の言葉の使い方や使われ方

「減築」はこのように使われています。

・『実家の減築がおこなわれ、ピカピカの住まいに生まれ変わった』
・『足腰が弱った父母のために、2階建てを平屋に減築した』
・『持ち家の減築を考えていますが、見積り書を出していただけませんか』
減築とは床面積をカットする工事をいいます。

3階建てや2階建てを平屋にするほか、離れを取り壊して母屋だけにする工事をいいます。

そのため住まいの建て替えや、リフォームの検討をするときに使われています。

「減築」の類語や言いかえ

「減築」の類語や言いかえ

「減築」の関連語には次の言葉もあります。

・平屋リノベーション
・平屋のリフォーム
減築のパターンとして、2階建てを平屋にするシンプルな工事があります。

子育て世代や高齢者のいるご家庭にも、人気の手法です。

階段がなくなるため、移動がしやすいというメリットがあります。

住みにくい住宅にいつまでも我慢しているよりは、思いきって減築してみた方がご家族にとって幸せなのかもしれません。

まとめ

まとめ

「減築」の意味と使い方をおさらいしました。

減築は増築の対義語として使われています。

床面積を思いきってカットすること、減らしていくリフォームをいいます。

これからのライフスタイルに沿った、未来型の住宅工事です。

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