「修羅と化す」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「修羅と化す」の意味を分かりやすく説明していきます。

「修羅と化す」とは?意味

「修羅」は「しゅら」と読みます。

「修羅」は「阿修羅(あしゅら)」の略語で、「阿修羅」は、争いや怒りの絶えない世界に住む神様のことを意味します。

「修羅と化す」は、まるで阿修羅のようになるという意味があり、そこから転じて「果てしのない争い、激しい怒りを持つこと」という意味があります。

「修羅と化す」は、まるでインドの鬼神と呼ばれた阿修羅のように、果てしない戦いの世界に臨み、激しい怒りをたたえながら生きる人の様子を言葉にしたものです。

例えば、誰かに激しい怒りを持って、その人を倒すためだけに生きようとする人を見た時、「修羅と化す」という言葉を使って表現することができます。

「修羅と化す」を使った例文を挙げます。

・『子供を殺されて、修羅と化す親』
・『最強の敵をリングに迎えて、修羅と化すチャンピオン』
・『優しいAさんが、罵倒されて修羅と化した』

「修羅と化す」という言葉について見てきました。

誰かが激しい怒りを抱いて、戦いの世界、争いの世界の住人になる様子を見た時、「修羅と化す」という言葉を使ってみましょう。