この記事では、「心を鬼にする」の意味を分かりやすく説明していきます。
「心を鬼にする」とは?意味
「心を鬼にする」とは?意味
「心を鬼にする」は「こころをおににする」と読み、「気の毒に思いながら厳しい態度をとること」や「かわいそうに思いながらその人のために厳しい態度をとること」などの意味を持つ表現です。
「心を鬼にする」の概要
「心を鬼にする」の概要
「心を鬼にする」の意味は上述したようなものになりますが、一般的に他人に対して使われる言葉で、自分以外の第三者のためを思って厳しい態度やきつい言動を取ることを「心を鬼にする」と表現します。
注意する点として自分の事をかわいそうだと思ったり、気の毒に思ったりし時に「心を鬼にする」と使用するのは誤りです。
使われている言葉の意味を見ていくと「心」は、「人間の内心や思い」の事を意味しており、「鬼」とは、「この世のものではない化け物のこと」を表している言葉ですが、この場合「冷酷な人間のたとえ」として使われています。
「心を鬼にする」を使った例文(使用例)
「心を鬼にする」を使った例文(使用例)
「心を鬼にする」を使った例文を挙げます。
・『心を鬼にしてわが子を叱る』
・『かわいそうだが、心を鬼にすることも必要だ』
・『彼は悪くないが、ここは心を鬼にする』
まとめ
まとめ
「心を鬼にする」とは、「気の毒に思いながら厳しい態度をとること」や「かわいそうに思いながらその人のために厳しい態度をとること」などの意味を持つ表現です。
正しい意味を理解して適切に使用できるようにしましょう。