「絶起」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「絶起」の意味を分かりやすく説明していきます。

「絶起」とは?意味

「絶起」とは?意味

「絶望の起床」「絶望的な起床時間」などの略で起床時間が絶望的な自体になって遅刻が確定してしまいそうな時、遅刻が確定した時に使われる言葉です。

SNS上で使われることが多く、口語ではあまり使わずその場合には起きた時間をそのまま相手に伝えることが一般的ですが、時間を聞いた相手が聞き返して「絶起じゃん」などと返すことはありえます。

「絶起」の概要

「絶起」の概要

女子高生の間で使われていた言葉で、 2017年のギャル流行語大賞8位を獲得しています。

絶起という言葉は予定があってのもののため、予定が全くなければ絶起になることはありません。

また、「絶望的な起床」ということと、ギャル流行語大賞に選ばれる言葉ということから基本的には朝方の予定の入った時間帯を指す言葉で、登校時刻などが最も多い時間帯にあたると言えます。

また、なんとか間に合うレベルの寝坊などではなく「絶望の」となっていることもポイントで、少なくとも乗る予定の交通機関の時刻には間に合っていないことを指します。

「絶起」は自分でしてしまった時に「マジ絶起」などと言うことも可能で、「絶起してマジ絶望」と言った重複した使い方さえあります。

また「明日は絶起しないでね」などのように相手に対してしないように呼びかけることも可能です。

「絶起」の言葉の使い方や使われ方

「絶起」の言葉の使い方や使われ方

「絶起してしまったのでバイトの時給が減ってしまうし謝らないといけない」「絶起しないように早く寝るようにしている」「最近絶起が癖になっている」「日曜じゃなかったら絶起になっていた」などの使い方がありますが、SNSでの会話で使う言葉のため実際にはもっとくだけた表現になり、「絶起をかます」という使い方がやや多く見られます。

あまりにも予定時刻から外れて起床してしまった場合は「絶起すぎる」という言い方もありますが大小をつけて表現することはありません。

「絶起」の類語や言いかえ

「絶起」の類語や言いかえ

絶起の言い換え・類語としては「寝坊」と程度を表す言葉があり、「ものすごく寝坊した」「予定の時間を過ぎて寝坊した」「寝坊しすぎた」「寝すぎた」などがあり、起きるという言葉を使うのであれば「約束の時間までに起きられなかった」などの言葉で代用ができます。

ややくだけた表現では「超寝坊した」「超寝すぎた」でも絶起の代わりに使うことができるでしょう。

なお、絶起は口語ではあまり使われないタイプの言葉です。

まとめ

まとめ

絶起は予定があり、なおかつ共通の予定がある人か、予定があることを知っている人に対して寝坊して間に合わないことを伝える言葉で、この言葉を使った時点で遅刻は確定となってしまいます。

独り言的に自分相手にも使える言葉で、他人にも使える言葉です。

起きるという性質上、朝方によく使われる言葉でツイッター上で自分の状態を発信する目的で特によく見られる言葉です。

タイトルとURLをコピーしました