「籠の鳥」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「籠の鳥」はどんな状況を表すときに使う言葉なのでしょうか。

今回は、「籠の鳥」の意味について解説します。

「籠の鳥」とは?意味

「籠の鳥」とは、「束縛され自由な行動が制限されている状況」を意味する言葉です。

「籠の鳥」の概要

鳥を飼う時には逃げ出さないよう鳥籠に入れて飼育します。

鳥籠に入れられて自由に空を飛べない状況になぞらえて人が自由を大きく制限されて行動や外出を思うままにできない状況を「籠の鳥」といいます。

一般的には建物や室内など一つの場所にとどめおかれて自由に外出できない状況に対して用いられる表現です。

自由がなく束縛されてはいるものの扱いそのものは丁重であり、可愛がっている子供や万が一のことがあってはいけないからという理由で行動を制限されている高貴な身分の人など大事な人を大切にするために自由を制限している様子に対して用います。

「籠の鳥」の言葉の使い方や使われ方

『城から外に出ることは許されない籠の鳥だ』
『丁重な扱いだが自由な外出は許されない籠の鳥状態だ』

まとめ

「籠の鳥」は著しく自由を制限された状態ですが大切に鳥を飼育するように自由は制限されていても扱い自体はきちんとしています。

牢屋に放り込まれるような酷い扱いに対しては使わない表現なので注意してください。