「臭い物に蓋をする」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「臭い物に蓋をする」の意味を分かりやすく説明していきます。

「臭い物に蓋をする」とは?

悪い行いや失敗などの人に知られたら都合が悪いことを一時逃れに隠そうとすることを表します。

「臭い物」は、人に知られると都合の悪いことのたとえで、子供がお漏らししたときに何かを上に置いて隠すように、問題を解決するのでは無く、一時しのぎでやり過ごすことを指します。

とても古くから使われている言葉で、江戸時代の「いろはかるた」の「く」の札に使われています。

「臭い物に蓋をする」の言葉の使い方や使われ方

一時しのぎなことをして、ミスなどを隠そうとしているときに使用します。

「臭い物に蓋をするような」や、「臭いものに蓋をする方法」などと、使います。

「臭い物に蓋をする」の例文

・『遅刻を何度も繰り返して、毎回言い訳を一生懸命考えていても、臭い物に蓋をしているだけだ』
・『企業が失敗を恐れ、ミスを隠蔽する体質になっていくことは、まさに臭い物に蓋をする行いの積み重ねによるものだ』
・『臭い物に蓋をすることに慣れっこになってしまったので、問題と向き合うことが億劫になった』

まとめ

「臭い物に蓋をする」という言葉は、とてもイメージしやすく使いやすい言葉です。