「厳密」の読み方と意味とは?「げんみつ」と「がんみつ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「厳密」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「厳密」の正しい読み方は「げんみつ」と「がんみつ」どちら

「厳密」の正しい読み方は「げんみつ」と「がんみつ」どちら

「厳密に言うと~」という言い回しをしばしば見かけますが、この「厳密」の読み方は「げんみつ」「がんみつ」のどちらが正しいのでしょうか。

正しい読み方の結論

正しい読み方の結論

「厳密」の正しい読み方は「げんみつ」です。

「厳」は音読みで「ゲン」「ガン」と読みますが「ガン」とよむことはありません。

「厳」と形が非常によく似ている漢字には「巌窟」(がんくつ)などに使われる「巌」(がん)があります。

「巌」(がん)と混同して「厳」「がん」と読まないように注意が必要です。

「厳密」の意味

「厳密」の意味

「厳密」の意味は「細かいところまで非常に厳しく目を行き渡らせること、すきがないこと」です。

漢字の「厳」には「手加減することがなく少しも許さない」という意味があり、「密」には「きめ細かい」「すき間がない」という意味があります。

これらを組み合わせた「厳密」「非常に細かいところまで厳しい扱いをしている様子」を表しています。

「厳密」「少しもいい加減ではない」「細かいところまでこだわる」といったニュアンスを含み、「厳密にする」「厳密には~だ」「厳密に言えば~だ」などの形で使われます。

「厳密」の類語には「隅々まで細かく行き届いていること」を意味する「緻密」(ちみつ)や「厳しくぬかりがないこと」を意味する「厳重」(げんじゅう)などがあり、それぞれ「厳密」と意味合いが重複しています。

「厳密」の言葉の使い方や使われ方

「厳密」の言葉の使い方や使われ方

・『この村では古くからのしきたりを厳密に守らなければならない』
・『いちごは果樹に実らないことから、厳密には果物ではなく果実的野菜と呼ばれる』
・『厳密に言えば、そのドレスは正装にはあたらない』

まとめ

まとめ

「厳密」は、細かいところまで非常に厳しく目を行き渡らせることで「げんみつ」と読みます。

「厳」(ゲン)とよく似た漢字に「巌」(ガン)があること、「厳密」「がんみつ」とは読まないことを覚えておきましょう。

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