「無理をいって」の敬語とは？言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

「無理をいって」の言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。

「無理をいって」の意味

自分が無理なお願いを相手にした場合、「無理をいって、もうしわけありません」と表現する意味の言葉です。

「無理をいって」の敬語での使い方や表現方法

表現方法は、どの時点で言うのかによって、変わってきます。

即ち、A.相手はまだ承知していないが、あなたがむりなお願いをしている状態、B.相手はあなたの無理なお願いに対応済で、そのお礼と謝罪の段階なのかによって、現在形で言うべきか、過去形で言うべきなのかが異なってきます。

あなたが相手に無理なお願いをして、相手の方が、お願いを叶えてくれた場合、「ご無理を言って、大変申し訳ありませんでした」や「ご無理なお願いを承諾して下さり、恐縮しております」が妥当な表現です。

相手の方はあなたの為に、手間を掛けて下さったのですから、感謝や謝罪の言葉を添えるのが良い表現になるでしょう。

これに対して、相手の方がまだ実行する前で、あなたが、無理な事を言う際は「ご無理なお願いであることは承知しておりますが、対応して頂けると幸いです」や「ご無理な事と存じますが、ご検討のほど宜しくお願いします」が正しい表現です。

まだ、相手は何も実行していない状態ですから、「幸いです」や「大変助かります」と言った表現で文章をとじると良いでしょう。

「やってくれると、非常にうれしい」の表現文章の敬語表現にするわけです。

「無理な事は分かっているが」を強調したい場合、「ご無理を承知で申し上げますが」を先頭にすると、失礼にならず、良い表現です。

「無理をいって」の言い換えや使用例

・『ご無理を言って、大変申し訳ありませんでした』
・『ご無理なお願いを承諾して下さり、恐縮しております』
・『ご無理なお願いであることは承知しておりますが、対応して頂けると幸いです』

まとめ

仕事で、周りの人を巻き込むことは難しい事です。

でも、いざというときの仲間は大切です。

心のこもった気持ちと丁寧な表現で、自分の仲間、頼れる人を作ってほしいと思います。

その為にも、この表現を上手く活用して下さい。