この記事では、「主格」と「目的格」の違いを分かりやすく説明していきます。
「主格(しゅかく)」とは?
「主格(しゅかく)」とは?
「主格」とは、「動作の主体」や「文法において、文や句の中で名詞や代名詞などが述語に対して、その作用や性状の本体を表しているときの語格」を意味する言葉です。
日本語においては、一般的に助詞の「が」によって示される語が「主格」に当たります。
英語における主格は一人称であれば“I”や“we”、二人称であれば“you”、三人称であれば“he”や“she”、“it”や“they”などがあります。
「主格」の使い方
「主格」の使い方
「主格」は名詞として使われています。
「目的格(もくてきかく)」とは?
「目的格(もくてきかく)」とは?
「目的格」とは、「文中において、ある語句が動詞の目的語であることを示す語格」を意味する言葉です。
英語における目的格は一人称であれば“me”や“us”、二人称であれば“you”、三人称であれば“him”や“her”、“it”や“them”などがあります。
「目的格」の使い方
「目的格」の使い方
「目的格」は名詞として使われています。
「主格」と「目的格」の違い
「主格」と「目的格」の違い
「主格」は「動作の主体」を意味し、英語では“I”や“he”がそれに該当します。
対して、「目的格」は「文中において、ある語句が動詞の目的語であることを示す言格」を意味し、英語では“me”や“him”がそれに該当します。
「主格」の例文
「主格」の例文
・『この文は主格にあたる語句が欠けているので不適切である』
「目的格」の例文
「目的格」の例文
・『英文法における目的格の項目をもう一度復習しておく』
まとめ
まとめ
・「主格」とは、「動作の主体」や「文法において、文や句の中で名詞や代名詞などが述語に対して、その作用や性状の本体を表しているときの語格」を意味する言葉です。
・「目的格」とは、「文中において、ある語句が動詞の目的語であることを示す言格」を意味する言葉です。
・「主格」はいわゆる英語における“I”や“he”のことであり、対して、「目的格」は英語における“me”や“him”のことです。