この記事では、「総員」と「全員」の違いを分かりやすく説明していきます。
「総員」とは?
「総員」とは?
総員は、そういんと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、すべてのものや全体等の意味を持つ総の文字に、人や物の数とか、構成する人といった意味を所有する員の文字を、加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から総員は、集団や団体に属する全ての人員という意味を示すのです。
「総員」の言葉の使い方
「総員」の言葉の使い方
総員は、組織や集団に属する全部の人といった意味の言葉として用いられています。
ただし日常的に余り使用される言葉ではなく、軍隊で使われる事が多い言葉です。
「全員」とは?
「全員」とは?
全員は、ぜんいんと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、すべて備わっているや欠ける所はないといった意味の全の漢字に、ある仕事に携わる人とか、集団に属する人といった意味がある員の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ全員は、その団体や集団に属している全ての人員といった意味を表します。
「全員」の言葉の使い方
「全員」の言葉の使い方
全員は、組織や団体に所属している全部の人、という意味に使われる言葉です。
具体的には、生徒全員や社員全員、といった表現を良く見掛ける事が出来ます。
「総員」と「全員」の違い
「総員」と「全員」の違い
総員と全員の漢字表記を見比べれば、最初の漢字が、総と全という違いがある事に気付く事が可能です。
しかも2文字目の漢字は共に員であり、その上、集団や団体に属している全ての人員、という同じ意味を持っている言葉同士となっています。
この様に意味合いは同じものの、総員は軍隊で用いられる程度で、日常的には余り使用されていません。
なので日常的には、全員という言葉を使った方が意味が通じ易いです。
まとめ
まとめ
2つの言葉は、員という共通の漢字があるだけでなく、組織や集団に所属している全ての人員、という同じ意味を所有する言葉同士となっています。
とはいえ日常的には、全員という言葉が使われているので、迷ったら全員の方を選択した方が、無難だったりするのです。