「それから」の敬語とは?
言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「それから」の意味
「それから」の意味
ここでは、「それから」の意味を解説していきます。
「それから」は、前後の言葉の関係性を言い表すために使用される言葉です。
たとえば、「出社します、それから仕事します」のように使用します。
これによって、「出社する」という行為が先行して、その次に「仕事する」という行為が実施されると分かります。
つまり、先に述べた言葉と後に述べた言葉に関して、順番があることを示していると言えるのです。
そして、最初の行為が前提になって、後続の行為が実行される様子を表現できるのです。
「それから」の敬語での使い方や表現方法
「それから」の敬語での使い方や表現方法
それでは、「それから」の敬語での使い方や表現方法には、どのようなものがあるのでしょうか。
「それから」を単独で敬語にする事はありません。
ここには、敬語に言い換える言葉が含まれていないのです。
これを敬語にする場合は、組み合わせる言葉で実現します。
「それから承認します」とすれば丁寧語になります。
「それから承認なさいます」や「それから承認いたします」とすれば、尊敬語や謙譲語にもできるのです。
また、少しニュアンスが違うものの、「それをもちまして」のような類似表現も存在します。
これらのことから、「それから」の使い方は多岐にわたることが分かります。
組み合わせる言葉や、言い換えを使う事で、さまざまな使い方ができるのです。
使用する状況に合わせて、適切な表現を選択するとよいでしょう。
「それから」の言い換えや使用例
「それから」の言い換えや使用例
・『メールします、それから相手に電話します』
・『まずは申請ください、それから承認いたします』
・『まずは正式連絡ください、それをもちまして正式に受理いたします』
ここでは、「それから」の言い換えや使用例を挙げています。
例文のように、組み合わせる言葉の選択によって、さまざまな表情を持つ文章を作成できるのです。
まとめ
まとめ
このように「それから」は、前後の言葉の関係性を言い表すために使用される言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。