「ぐう正論」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「ぐう正論」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ぐう正論」とは?意味

「ぐう正論」とは?意味

ぐうの値も出ない正論を略した言葉で、反論もできないような正論であるということになります。

ネット上で使われるケースが基本といえ、様々な意見が集まる掲示板、Twitterなどで使うケースが多く、自分が言われたことという場合ではブログのタイトルに使うということも出来ますが、自分発の正論ということで「ぐう正論」を言うという使い方はあまりしません。

他人の発言の評価ということが多くなります。

発音して使うケースよりは文章で使うことが多い言葉で、敬語でもありません。

雑誌などでくだけた文章では使うことがありえ、テレビ番組などで使うこともありえますが、堅い番組では使えません。

「ぐう正論」の概要

「ぐう正論」の概要

正論である、反論できないという基本はあるものの、この言葉を聞いた当人は実現できないというケースも多くなっていることが特徴で、「毎朝眠くて起きられない」という言葉に対しては「早く寝ればいいのに」がぐう正論のひとつとなります。

ただしこのケースでは早く寝ることが出来ない生活をしている人が多いと言うところが実現出来ないという部分です。

極論とは違うため「環境問題を解決させるには人間を滅ぼすべき」などはぐう正論とは言えないでしょう。

「環境問題を解決させるには省エネに積極的に参加するべき」あたりではぐう正論に近づいてはいますが、環境問題は観点が広い問題でありぐう正論までは出せないとも言えます。

厳密な定義はなされていないものの、少なくとも聞いた人の7割位は賛同するであろう言葉がぐう正論と言えると言えます。

「ぐう正論」の言葉の使い方や使われ方

「ぐう正論」の言葉の使い方や使われ方

「A…やる気がないならやめれば B…ぐう正論だけどやめるのは無理」
「A…スマホの画面割れてるなら買い替えなよ B…ぐう正論だけどお金がない」
「A…本がほしいけどお金がない B…図書館いけば A…ぐう正論」
など、会話スタイルでの使い方が多くなりますが、掲示板などで問題に対してのはっきりとした解決方法や見解を述べた人に対して称賛の意図として「ぐう正論」と書くこともできます。

また、Twitterやブログに上げるような本の感想として「ぐう正論」とすることもできなくはありません。

「ぐう正論」の類語や言いかえ

「ぐう正論」の類語や言いかえ

「ド正論」「正論」「反論の余地もない」「見事な答え」などが近い言葉ではありますが、「論破」の場合言い負かすという意味合いが強くなり、方向性は近いものの類語とは言えないと言えます。

「ぐうの音も出ないほどの聖人」という意味で「ぐう聖」という言葉がありますが、こちらはニュアンスは近い言葉ではあります。

まとめ

まとめ

ぐう正論という言葉はぐうの音も出ない正論を略した言葉で言い負かすほどの強さはないものと言えますが、全てにおいて実現可能ではないということもあります。

ただしこの実現できない理由はぐうの音も出ないほどの正論を聞いた側にあることが大半です。

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