「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

今回は「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」という表現について解説します。

どのような使い方をするのでしょうか。

詳しく見てみましょう。

「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」とは?

「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」とは?

「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」は、「年内」、つまり今年の内ということです。

「数える」は、「日にちを数える」という意味です。

「残り少なくなって参りましたが」「残りの日にちが少なくなってきたが」の謙譲語表現となります。

「年内も数えること少なくなって参りましたが」は、12月の下旬に年内の残り日数がだんだん少なくなってきましたが、という意味になります。

「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

では、「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」はどう使うのが正しいのでしょうか。

ビジネス文書や、個人宛の手紙は、A.頭語(拝啓、謹啓など)B.時候の挨拶C.相手の繁栄を喜ぶ言葉または感謝の言葉、相手の安否を尋ねる言葉、自分の現状を伝える言葉④本文D.結びの言葉で成り立っています。

「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」はB.の時候の挨拶で使われるもので、その後に続く文で相手の安否を尋ねたり、確認をしたりします。

相手のことを聞いた後には、自分の現況も続けて入れるようにします。

例えば、個人あての手紙では『年内も数えること残り少なくなって参りましたが、〇〇様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

私はお陰様で変わりなく過ごしております』といった文となります。

ビジネス文書の場合は『年内も数えること残り少なくなって参りましたが、貴社におきましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます』といった文になります。

また結びの挨拶においても『年内も数えること残り少なくなって参りましたが、皆様のご健勝とご自愛をお祈り申し上げます』というように、「年末の慌ただしい時期で、かつ寒い時期でもあるため、どうかお体を大切にして元気でいてくださいね」ということを伝えたい場合は使うことができます。

「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」を使用した例文

「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」を使用した例文

『年内も数えること残り少なくなって参りましたが、ご家族の皆様におかれましてはお元気でお過ご しのことと存じます』
『年内も数えること残り少なくなって参りましたが、どうかくれぐれもお体を大切に過ごされますよ うお祈り申し上げます』

「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」の類語や言い替え

「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」の類語や言い替え

では、「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」を他の言葉で言い替えるならばどのようなものがあるのでしょうか。

「今年もいよいよ押し迫りましたが」「年の瀬も近づいて参りましたが」などに言い替えることができます。

まとめ

まとめ

「年内も数えること残り少なくなって参りましたが」は、12月の下旬に送る文書、手紙において時候の挨拶、締めの言葉で使われる表現です。

下に続く言葉で相手の安否を気遣う言葉を続けます。

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