「どん判金ドブ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「どん判金ドブ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「どん判金ドブ」とは?意味

「どん判金ドブ」とは?意味

「どんな判断や金をドブに捨てるつもりか」という 当時のカプコン役員の稲船敬二氏が放った言葉が元になった言葉で、この言葉自体は2010年8月2日放送のテレビ東京のカンブリア宮殿という番組で、部下を叱責するシーンで発せられた言葉です。

「どん判金ドブ」は略語ですが、お金をドブに捨てるようなありえない判断だという意味になります。

ネット流行語大賞2010年に選ばれた言葉です。

使用ケースとしては無謀なプロジェクト、失敗が素人目にも確実なことに対して使うことが一般的で、お金がかかっているものにのみ使えます。

「どん判」だけの場合「どんな判断」だの略ともとらえられ巨額プロジェクトではない場合にも使えないことはありません。

「どん判金ドブ」の概要

「どん判金ドブ」の概要

2010年以前には明らかに存在していない言葉であることが特徴で、掲示板を中心に使われていた言葉ですが、Twitterでも使われています。

巨大プロジェクトが行われれば使えると言える言葉で、実際には成功したとしても、計画の時点で失敗しそうに見えれば「どん判金ドブ」ということはありえます。

公共事業から映画などに対して使われることが多く、そのプロジェクト自体が莫大な成功を狙ったものであると言えるでしょう。

鉄道の新車を作るということであれば莫大な成功を狙ったものではないため「どん判金ドブ」ということはありません。

自家用車に以前は軽自動車だったのがフェラーリを買おうとするというあたりの度外視した感覚であれば「どん判金ドブ」ということは出来るでしょう。

「どん判金ドブ」の言葉の使い方や使われ方

「どん判金ドブ」の言葉の使い方や使われ方

「道頓堀プールに関してはどん判金ドブと言わざるを得ないものがあったが中止になった」「漫画の実写化という案件はだいたいどん判金ドブだが成功例もある」「今にして思うとドリームキャストはどん判金ドブだったのではという気もする」などの使い方ができ、過去現在未来のいずれに対しても使うことが可能です。

またプロジェクトに対して使われる事があるため、中止になるということもあります。

古くは「世界都市博覧会はどん判金ドブで中止になった」ということが出来るでしょう。

「どん判金ドブ」の類語や言いかえ

「どん判金ドブ」の類語や言いかえ

「無謀過ぎる」「金の無駄使いすぎる」「見る前から失敗は明らか」「金の使い所としておかしい」「コケるのが確実」あたりが言いかえとして使えます。

大きな成功を求めてはいるものの、ネガティブな結果になるであろうということが基本ではあります。

まとめ

まとめ

「どん判金ドブ」はテレビ番組の発言が話題になってできた略語で、「どんな判断だ金をドブに捨てるつもりか」(字幕では「だ」音声は「や」とされています)という言葉が元になっています。

ケームのプロジェクトを通すことをしなかったというシーンであり、そこから失敗が確実なものに対して使われるということになっています。

掲示板で使われる言葉ではありましたがTwitterでも見られる言葉です。

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