この記事では、若者の間で使われている「ニラニラ」の使い方や例文を取り上げて、詳しく意味も含めて説明していきます。
「ニラニラ」とは?意味
「ニラニラ」とは?意味
人の顔がニヤついていることを「ニラニラ」と言い、いかに人をこ馬鹿にしているかを表すスラング用語になります。
相手の笑ってしまうような失態や、恥ずかしい奇行を見てにやければ、愚かな行為や頭が悪いことを馬鹿にする気持ちを伝えられるわけです。
相手の笑える失敗や滑稽と感じる行為に対して、掲示板やSNSで使われている言葉であり、とくに結婚している女性が使う言葉として使う機会が多く、ローマ字で“niranira”(ニラニラ)と言い、相手を見下しつつ、笑っている様子を4文字で表します。
「ニラニラ」の概要
「ニラニラ」の概要
この言葉は電子掲示板で使われていたスラング用語であり、結婚している女性が集まってやり取りする「既婚女性板」で頻繁に使っています。
元々は「ニラヲタ」はより人を馬鹿にする意味合いの言葉であり、ニヤニヤしながら人の行動を見ると観察を掛け合わせた言葉をより嫌味たっぷりに表現するため「ニラニラ」と言うようになりました。
最近は“Twitter”(ツイッター)で使われるようになり、趣味仲間のちょっとした恥ずかしい言動に対して笑ったり、興味がある人物の投稿に苛立つ気持ちと馬鹿にした意味を込めて「ニラニラ」と書きます。
失笑する芸能人のスキャンダルやニュースでもニヤけてしまうとき「ニラニラする」と、自分の気持ちを表すときにも使える言葉です。
「ニラニラ」の使い方や使われ方
「ニラニラ」の使い方や使われ方
フェイクニュースでニヤける場面があれば「あれはニラニラするわ」と言ってみたり、いつもしっかりしている有名人が愚かな失態を見せたとき「スキャンダルはニラニラする」と言うわけです。
SNSではいやらしい気持ちを込めてニヤニヤするような場面を見たり、書き込みへニラニラ」と半角カタカナで表し、自分の気持ちを強調して表現することもあります。
類義語には「ニラヲチ」があり、こちらは気になる人を監視して、興味がある人たちと話をして盛り上がったり、発した言葉を取り上げて語るとき使われています。
観察を英語で“wach”(ウォッチ)と言いますが、これをインターネット上では「ヲチ」と言い表します。
「ニラニラ」を使った例文(使用例)
「ニラニラ」を使った例文(使用例)
・『さっき投稿された動画の内容がすごいニラニラするから見てと友人に教えてあげた』
動画の内容がどこかニヤニヤできると思ったとき、楽しめると友人にお勧めすることがあります。
・『真面目でしっかりしている大物司会者のスクープが雑誌に載ると知った俺はニラニラする』
いつも真面目に仕事している人が浮気したと、驚くようなスクープを出したときかなり驚くとともに失笑してしまうでしょう。
・『ニラニラしていたら取り引き相手が気分悪くして仕事しないと言われて衝撃を受けてしまう』
取り引き先の前でニヤニヤしていれば気分を悪くしてしまう恐れがありますので、会うときは気を引き締めることが大事です。
まとめ
まとめ
思わずにやついてしまうような言動や行動を目撃したとき、若者は「ニラニラ」とカタカナで書き込み、相手を少しこ馬鹿にしつつにやけた顔を見せるとき使う表現方法でもあります。
掲示板やSNSでも自分なりに表し方に工夫してみれば、感情をうまく伝えられる言葉になるでしょう。