「大変勉強になりました」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「大変勉強になりました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「大変勉強になりました」とは?

「大変勉強になりました」は、その相手からの言葉や何かがとても為になったと表現するために用います。

それがすごく今後の糧になる内容だったという場合に使うもので、人からの話や勧められたことが対象の場合、その後に「この度は大変勉強になりました」などと用いると、それがとても為になる内容だったと伝えることができます。

文献などが対象の時には、それを含めて「○○を読みましたが、大変勉強になりました」といったような使い方になります。

この時には単に○○がすごく今後の糧になる内容だったと伝えていますが、その人からの紹介であれば、「ご紹介いただいた○○を読みましたが、大変勉強になりました」のように用いるといいでしょう。

第三者からの紹介だった場合も同様に、その人から教えてもらった何かが役に為になったという使い方をすることができます。

「大変勉強になりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「大変勉強になりました」は、それだけ糧になる内容だったと使う表現ですが、あくまでこのように使った人なりの評価です。

よって、他の人から見れば、大したことがない内容だということもありますが、使う方がそう思ったのであれば何も問題ありません。

口語、文章を問わず使うことができ、直接その人から何かの話を聞いた、体験をさせてもらったといった場面では、その場ですぐに使うのが基本です。

後から「あの時の話は大変勉強になりました」のような使い方をすることもできますが、その場で聞いていたならすぐに使う方が相手としてもその話をした甲斐があったと思うものです。

尚、実際には大して為にならないと思った時でも、相手への礼儀からこのように使うことがあるため、相手に直接こう使われたとしても、そこまで本気には捉えない方がいいかも知れません。

「大変勉強になりました」を使った例文

・『素晴らしいお話を聞かせていただきまして、大変勉強になりました』
・『以前に教えていただきましたあの文献ですが、大変勉強になりました』

「大変勉強になりました」の類語や言い替え

・『勉強させていただきました』
こちらの表現にすると、為になったという解釈では一緒ですが、糧になったというより、いい経験になったといった意味合いが強くなります。

よって、実際に何かを体験した時に向いている表現となっており、それがいい経験になったという使い方になることが多いです。

まとめ

「大変勉強になりました」は、とても為になったと伝えるための表現です。

その相手からの話や勧められたこと、もしくは何かの文献などがそうなったと使うことができます。