「どうぞお立ち寄りください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「どうぞお立ち寄りください」について解説をします。

「どうぞお立ち寄りください」とは?意味

「どうぞお立ち寄りください」とは?意味

ついでに訪れてくださいと求める言葉です。

「どうぞ」は、丁寧に頼んだり、強く願ったりする気持ちを表す語です。

「どうぞお食べください」のような使い方をします。

「お立ち寄り」「立ち寄る」の連用形の「立ち寄り」「お」をつけて、相手を敬う言い方にしたものです。

「立ち寄る」には、ある目的地に行くついでに訪れる、という意味があります。

立ち寄る先が本来の目的地なのではありません。

「ください」「くださる」の命令形で、相手にある事柄を要望・懇願する意を表します。

「どうぞお立ち寄りください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「どうぞお立ち寄りください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、近くに来たときに、ある場所を訪れて欲しいときに使用をします。

訪れる場所は話し手がいる場所であることが多いですが、その他の場所であることもあります。

Aさんは仕事の参考にするために、美術館にでかけることにしました。

美術館の近くには知り合いの家があります。

「今度美術館に行くことになった」と知り合いに伝えると、ぜひとも家によって欲しいといいます。

その「ぜひとも家によって欲しい」を丁寧な言い方にすると、「どうぞお立ち寄りください」となります。

「ください」は命令のように聞こえることがありますが、この場合は心から願っているさまを表しているので、「ください」を用いています。

他には「お立ち寄りくださると幸いです」という表現もあります。

「そうしてくれるとありがたい」という意味合いで、命令をするようには聞こえません。

ある目的地に行く途中に、わざわざ訪れてくれているので、やってきてくれたときにはお礼を伝えます。

「どうぞお立ち寄りください」を使った例文

「どうぞお立ち寄りください」を使った例文

・『○○へお越しの際は、どうぞお立ち寄りください』

「どうぞお立ち寄りください」の返答や返信

「どうぞお立ち寄りください」の返答や返信

立ち寄るようにと求められているので、可能ならば訪れるとよいでしょう。

訪れる予定ならば、「そうします」の意を伝えます。

その場所を訪れれば、よろこんでくれるはずです。

立ち寄ることができないとはっきりとわかっているならば、無理であることを伝えます。

「行けるかもしれない」というあいまいな返事では、相手に期待を持たせてしまいます。

無理な場合は相手を傷つけないために、「申し訳ありませんが」など気遣いを示す言葉を添えるのが望ましいです。

まとめ

まとめ

この言葉は、目的地に行く途中に訪れて欲しいときに用います。

丁寧にお願いをする言葉です。

本来の目的地とは違う場所に訪れてくれているので、やってきてくれたときには、丁寧な対応をするように心がけましょう。

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