「今まで本当にありがとうございました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「今まで本当にありがとうございました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「今まで本当にありがとうございました」とは?

「今まで本当にありがとうございました」とは?

「今まで本当にありがとうございました」は、別れの挨拶に使われる表現です。

それまでのお礼を伝えるために用いられ、ビジネスシーンでは部署間の異動時や、その職場を退職する際などに用いられることが多く、そのような時に定型的に使われるものだと考えていいでしょう。

もちろん「本当に」とつけているように、感謝の気持ちから使うものですが、去り際にこのように伝えておくのが礼儀とも言えるため、よほどのことがない限りはこの表現や類似するものを最後の挨拶として用いるものです。

その「本当に」を外した形で使われる場合もあり、少し表現的に弱くなりますが、そちらでも十分に最後の挨拶に使うことができます。

「今まで本当にありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「今まで本当にありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「今まで本当にありがとうございました」は、これで締めとする表現のため、この後には「皆様のご清祥を~」のような定型的な文言を続けるくらいで、実際に退職のなる日付や去り際に何か伝えておきたいことがあれば、それらはこの前に述べるのが通常です。

そちらでは「この会社での業務を通して色々と勉強させていただきました」などの文言をもってくることで、綺麗な去り際の挨拶文を作ることができます。

ビジネスシーン以外でも、何かの団体などを辞めることになる場合などに使うことができ、やはりそれまでのお礼となるので、そんな時にもこの前に「これまで皆様のお陰でとても楽しかったです」のような文言をつけるといいでしょう。

実際に別れになる皆の前で直接口語で、またはそのような連絡になる文章で使ってもよく、先のように綺麗な別れにするために使う表現になります。

「今まで本当にありがとうございました」を使った例文

「今まで本当にありがとうございました」を使った例文

・『○月末をもって退職する運びとなりました。今まで本当にありがとうございました』
・『今まで本当にありがとうございました。これからも皆様のご活躍をお祈りしています』

「今まで本当にありがとうございました」の類語や言い替え

「今まで本当にありがとうございました」の類語や言い替え

・『今まで本当にお世話になりました』
こちらも別れの挨拶に用いられる表現で、この後に「どうもありがとうございました」などと続けて使われます。

「今まで本当にありがとうございました」の方でも暗にお世話になったというニュアンスを含んでいるため、どちらを使ってもそれほど変わることはありません。

まとめ

まとめ

「今まで本当にありがとうございました」は、退職する際や何かの団体などから脱退するような際の最後の挨拶に使う表現です。

この表現を使ってその挨拶文とすることで、綺麗な去り際にすることができます。

タイトルとURLをコピーしました