「お約束しました通り」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「お約束しました通り」について、その意味や使い方や敬語表現等を徹底解説します。

「お約束しました通り」とは?

「お約束しました通り」とは?

「お約束しました通り」における「お約束」「当事者の間で取り決めること」を意味する言葉の「約束」に敬意を示す接頭辞の「お」が付けられた言葉です。

また、「通り」は、ここでは「ように」と言った意味で使われている言葉です。

従って、「お約束しました通り」「先に取り決めしたように」と言った意味の丁寧な表現のフレーズと言えます。

「お約束しました通り」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「お約束しました通り」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「お約束しました通り」のフレーズは、会話でも使われますが、メールで使われることの多い表現です。

使われるシチュエーションとしては、先に交わした約束に応える際に、使われます。

例えば2,3日後に見積もりを提示すると、先に約束し、その約束通りに見積もりを提示する場合、「先日お約束しました通り、本日お見積りを添付しております。

宜しくごご検討の程、お願い申し上げます」
等と使われます。

また、先に約束したことを再確認、徹底する際にも、例えば「先日、お約束しました通り、明日の午後にお伺いいたしますが、ご都合は変わらず問題ないでしょうか」等と使われます。

このフレーズは丁寧な表現ですが、敬語表現ではないので、目上の人に使う場合には、前後の文章を含めて敬語表現に言い換えて使うことが必要です。

このフレーズで使われている「しました通り」「お約束しました通り」以外に、「お知らせしました通り」「ご連絡しました通り」「お伝えしました通り」等、色々便利に使われています。

しかし、こうしたフレーズを再確認の意味で使う場合、相手の方に「約束したよね」「知らせたよね」と言ったニュアンスに相手の方に受け取られることがあります。

従って使う際には内容や相手の方に十分配慮が必要です。

「お約束しました通り」を使った例文

「お約束しました通り」を使った例文

・『先日約束しました通り、参考資料を送付いたします。ご査収の程、宜しくお願いいたします』
・『お約束しました通り、明日13時にお伺いしますが、ご都合は変わらず問題ないでしょうか』

「お約束しました通り」の類語や言い換え

「お約束しました通り」の類語や言い換え

敬意を高める敬語表現の言い換えとしては、「お約束いたしました通り」「お約束申し上げました通り」等が挙げられます。

まとめ

まとめ

「お約束しました通り」「先に取り決めしたように」と言った意味の丁寧な表現です。

約束した通りに何かを実行することを伝える場合や、先に約束したことを再確認や徹底する場合に、しばしば使われます。

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