「続いております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「続いております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「続いております」とは?

「続いております」とは?

「続いております」は、何かの状態や状況などが終わらずに継続しているという意味の表現として使われます。

広い対象に用いることができ、「この連載はまだ続いております」とすれば、その対象はまだ連載中だという意味になり、「日本人選手の活躍が続いております」などと使った時には、何かにおいて日本人の選手が活躍中だと言っています。

時節に対して用いることもでき、「まだまだ寒さが続いております」のような使い方もよく見聞きすることがあり、この場合にはまだ寒い最中だと解釈され、暑さや心地よく感じられる時期を対象にして使っても構いません。

このように、使う対象が何であれ、それが終わっていない、継続している間だと表現するために使われており、少し砕いた「続いています」という形にしても意味は一緒です。

「続いております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「続いております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「続いております」は、先のように「続いています」を丁寧にした表現です。

そちらと意味は変わりませんが、目上の人に対してその意味で用いる場合に向いており、共に後ろに「が」とつけることで、そのような中ですが、という文章を作ることができます。

例えば、放送時間が決まっているスポーツ中継において、「試合は続いておりますが、ここで中継を終わらせていただきます」と使われ、そこでその放送が終わってしまった場面を何度か目にした人も多いでしょう。

使える対象の広さに加えて、口語、文章のどちらでも使うことができる表現なので、ビジネスシーンはもちろん、日常の様々なシーンで意味を踏まえた上で用いられています。

「続いております」を使った例文

「続いております」を使った例文

・『相変わらず暑い毎日が続いております』
・『引き続き選考が続いておりますが、結果が分かり次第お伝えいたします』

「続いております」の類語や言い替え

「続いております」の類語や言い替え

・『継続しておりますが』
意味となる「継続」と直接使っても、解釈は一緒です。

ただし、こちらにしてしまうと堅い表現になってしまうため、使い方によっては言い替えに合わないことも多いです。

例として、上の例文の最初の方に使うと一応意味は通るものの、文章として少しおかしい形になってしまうので注意してください。

まとめ

まとめ

「続いております」は、対象となる何かが終わっておらず、継続中だという意味になります。

その対象を特に選ばず、継続していると表現できるものであれば、口語、文章のどちらでも使うことができるので、様々なシーンで色々な用い方で見聞きする表現です。

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