この記事では「お過ごしくださいませ」について解説をします。
「お過ごしくださいませ」とは?意味
「お過ごしくださいませ」とは?意味
月日を送ってください、何かをして時間を費やしてください、という意味です。
「お過ごし」は「過ごす」を相手を敬う形にしています。
「過ごす」の連用形が「過ごし」で、月日を送る、何かをして時間を使うという意味です。
「ください」は、動詞の連用形に「お」を添えた形について、相手に何かをして欲しい意を表します。
「ませ」は、丁寧の気持ちを込めて、相手に何かをするように求める意を表します。
「お過ごしくださいませ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お過ごしくださいませ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、手紙やメールでは最後の方で使われます。
用件を伝えた後に、相手を気遣う意味で用います。
たとえば、今は暑い季節だとします。
気温が高いと、体調を崩す人がでてきます。
手紙やメールを受け取る相手も、体調を崩してしまわないのか心配です。
こちらとしては、体調に気をつけて暮らして欲しいと思っています。
その気持ちを伝えたり、相手に気遣いを示したりするために、この言葉を用います。
宿泊施設でも、この言葉が使われることがあります。
お客さまを部屋まで案内し、部屋や施設の使い方を一通り説明しました。
これでスタッフは引き下がります。
この後は、自由に時間を使って欲しいです。
それを伝えるために用います。
この言葉の前には、どのように過ごして欲しいかを表す言葉がきます。
自由にして欲しいなら「ご自由に」とつき、ゆっくりして欲しいなら「ごゆっくり」とつきます。
宿泊施設の場合ならば、何かあったときに声をかけて欲しいと伝えておくとよいでしょう。
困ったことなどあったときに、スタッフに声をかけやすくなります。
「お過ごしくださいませ」を使った例文
「お過ごしくださいませ」を使った例文
・『ごゆっくりお過ごしくださいませ』
「お過ごしくださいませ」の返答や返信
「お過ごしくださいませ」の返答や返信
どのような場面で使われているかによって、返す言葉が変わります。
こちらの体調を気遣ってくれているときには、そのことに対してお礼を伝えます。
こちらの今の状態を伝えてもよいでしょう。
元気であることがわかると安心します。
好きに時間を使ってよいという意味で伝えられている場合は、「わかりました」の意を伝えます。
この後には、好きなように過ごして構いません。
過ごし方について不明な点があれば尋ねてください。
何かしらアドバイスをくれるかもしれません。
まとめ
まとめ
この言葉は、手紙やメールの中で相手を気遣う意味で使用をしたり、お客さまに時間を送って欲しときに使用をたりします。
この前につける言葉を変えることで、さまざまな場面で使用することができます。