「かえって気を遣わせてしまい」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

こちらの記事では、ビジネスシーンでも使用されている「かえって気を遣わせてしまい」の言葉の意味や使い方に関して、詳細に解説致します。

「かえって気を遣わせてしまい」とは?意味

かえって気を遣わせてしまいは、かえってきをつかわせてしまい、と読むべき言葉です。

文字で記されたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、予想に反してといった意味のかえっての文字に、気遣いさせてしまってという意味がある気を遣わせてしまいの文字を付け足す事で成立した言葉となっています。

以上の事からかえって気を遣わせてしまいは、逆に気遣いさせてしまって、という意味を表すのです。

「かえって気を遣わせてしまい」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

かえって気を遣わせてしまいは、こちらが良かれと思い行った事で相手に余計な気遣いをさせてしまった、という意味で使われる言葉となっています。

ただし、気を遣わせて、という言葉を見れば分かる様に、やや上から目線の言葉です。

そのためビジネス上で、このかえって気を遣わせてしまいを、上司や取引相手といった目上の相手に使うと、丁寧さが足りずに失礼になってしまいます。

なので同格と言える同僚や部下といった、立場的には上とは言えない相手に対して用いるべき言葉であると言えるのです。

「かえって気を遣わせてしまい」を使った例文

・『本日、返礼の品が届きました。かえって気を遣わせてしまい、申し訳ない』

「かえって気を遣わせてしまい」の返答や返信

かえって気を遣わせてしまいは、良かれと思ってした事で相手がそれ以上に気遣いしてお返しをした時に、使用する事が多い言葉となっています。

とはいえ、気を遣わせてしまいという表現から分かる様に、やや上から目線な言い回しの言葉です。

なので、取引相手や上司等の目上の相手に使うと失礼になるにで、使うべきではありません。

同格と言える同僚か或いは、目下の部下に対して使われる言葉となっています。

逆に言えばこの、かえって気を遣わせてしまいの言葉に返答や返信を行うのは、相手と同格か目下の人物となるのです。

だからこそ返答や返信例としては、恐縮ですや、お気になさらずに、といった言葉が考えられます。

まとめ

かえって気を遣わせてしまいは、相手に良いと思って行った事で逆に気を遣わせてしまった、と詫びる意味合いを込めて使用すべき言葉です。

とはいえ、気を遣わせて、といった言い回しを見れば分かる様に、上から目線な表現も見られます。

なのでビジネス上においては、上司や取引相手、お客といった敬うべき相手に対して用いるのは失礼だったりするのです。

故に、かえって気を遣わせてしまいの言葉を使うのは、同格と言える同僚か、目下にあたる部下だったりします。