「ご存知ですか」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「ご存知ですか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご存知ですか」とは?

「ご存知ですか」は、「知っていますか」という意味になります。

よって、「今度○○の新モデルが発売されるのをご存知ですか」のような使い方になり、目上の人に対して何かを知っているかと尋ねる時に用いる表現です。

ビジネスシーンでは他社に対して年に関係なく礼儀として使われており、そのような相手に失礼になることなく、知っているかと聞きたいことがある場合に使うことができます。

口語、文章のどちらでも使うことができるので、聞きたい内容を問わず色々なシーンで用いられており、昼休みの前に、「いつも行かれている○○は本日休みなのですが、ご存知ですか」のような使い方もよく見られます。

このように気軽に使われている場面も多く、丁寧な表現ながら堅さは全くないと考えて構いません。

「ご存知ですか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご存知ですか」は、どちらかと言えば口語で使うのに向いている形です。

文章にする時には少し語尾を変えて「ご存知でしょうか」とすることが多く、このようにすることで意味が変わることなく文章に向いた形になります。

先のように、この表現自体は他社も含めて誰に対して使っても失礼になることはありませんが、知っているかと聞く内容の方によってはそうなってしまうこともあるので注意してください。

目上の人に使うことになる表現だけに、ある程度の年齢であれば知っていて当たり前のようなことを聞いてしまってはそれこそ失礼になる可能性があるので、そのような使い方は避けないといけません。

「ご存知ですか」を使った例文

・『○○社が来月で廃業すると聞いたのですが、部長はご存知ですか』
・『来週の会議は社長の都合により延期になると伺いましたが、ご存知ですか』

「ご存知ですか」の類語や言い替え

・『ご存知でしたか』
語尾を少し変えた形で、意味が変わることはありません。

そのまま「ご存知ですか」と置き換えることができ、このように使った方が多少ながら丁寧に聞こえるため、口語で使う時にはこの形にすることも多いです。

上の例文もどちらもこちらに言い替えてもよく、ビジネスシーンでは元の形よりよく聞く使い方です。

まとめ

「ご存知ですか」は、他社や目上の人に何かを知っていますかと尋ねるための表現になります。

「知っていますか」を丁寧にした形で、意味はそちらと同じですが、この形であれば誰に使っても失礼にはならず、文章で用いる時には語尾を少し変えて「ご存知でしょうか」とするといいでしょう。