この記事ではビジネスシーンでよく使われるフレーズの「感謝の意を込めて」について、その意味や使い方を徹底解説します。
「感謝の意を込めて」とは?
「感謝の意を込めて」とは?
「感謝の意を込めて」のフレーズにおける「感謝」は、言うまでもなく「ありがたいと感じる気持ち」を意味します。
また「意」の読みは、音読みの「イ」で、「こころや、気持ちや、思いや、考え」を意味します。
そして最後の「込めて」は「ある感情や気持ちを注ぎ入れること」を意味する「込める」の連用形に、接続詞の「て」が付けられた言葉です。
従って、「感謝の意を込めて」は、「ありがたいと感じる気持ちを注ぎ入れて」と言った意味になります。
「感謝の意を込めて」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「感謝の意を込めて」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「感謝の意を込めて」は先に説明した通り、連用形に接続詞が付けられた形のフレーズです。
従って、この後ろには何かの言葉が続きますが、一般的には「ありがとう」と言った言葉以外に、何かで感謝の気持ちを伝える際に、添えられるフレーズです。
この言葉以外で感謝の気持ちを伝える事例としては、取引先の方に記念品や贈り物をしたりするケースや、小売業ではバーゲンセールでの割引などが挙げられます。
このフレーズは比較的硬い表現なので、使用する際には、その場面を考慮することが大切です。
ちなみに、「感謝の意を込めて」のフレーズで使われている「感謝の意」は、これ以外に「感謝の気持ちを相手に伝えます」との意味の「感謝の意を表(ひょう)します」や、「感謝申し上げます」と同じ意味の「感謝の意を申し上げます」や、「感謝の気持ちを抑えることができない」との意味の「感謝の意に堪えません」等の表現でもしばしば使われます。
「感謝の意を込めて」を使った例文
「感謝の意を込めて」を使った例文
・『感謝の意を込めて、弊社にてお得意様を集めたパーティーを企画しています』
・『日頃の感謝の意を込めて、全品30%引きのサマーバーゲンを開催します』
・『感謝の意を込めて、別便でお中元をお送りしました。お納めくださいませ』
「感謝の意を込めて」の類語や言い換え
「感謝の意を込めて」の類語や言い換え
「感謝の意を込めて」の類語や言い換えとしては、「感謝の印に」や「感謝の気持ちで」や「感感謝の気持ちを込めて」や「感謝の想いを込めて」等が挙げられます。
また「感謝」の言葉を使わない言い換えとしては、「謝意を込めて」や「お礼の印として」等が挙げられます。
まとめ
まとめ
「感謝の意を込めて」は、「ありがたいと感じる気持ちを注ぎ入れて」と言った意味になります。
このフレーズは連用形に接続詞が付けられた形で終っています。
この後には「ありがとう」と言った言葉以外に、何かで感謝の気持ちを伝える具体的な内容が続けられます。