「身の引き締まる思い」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では、ビジネスシーンでもよく使われるフレーズの「身の引き締まる思い」について、その意味や使い方等を徹底解説します。

「身の引き締まる思い」とは?

「身の引き締まる思い」とは?

「身の引き締まる思い」のフレーズにおける「身」とは、「意識や気持ちを含めた身体」を意味し、「引き締まる」「心や体のゆるみがなくなること」を意味します。

また、最後の「思い」は、ここでは「考えや感じ」と言った意味で使われています。

従って、「身の引き締まる思い」の文字通りの意味としては、「心や体のゆるみがなくなる感じや気持ち」と言った意味になります。

人は環境や立場が大きく変化する際に、緊張感と共に頑張ろうとの意識を強くします。

そんな時の気持ちや感情を「身の引き締まる思い」と表現するのです。

「身の引き締まる思い」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「身の引き締まる思い」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「身の引き締まる思い」は、先に記した通り、環境や立場が大きく変化する際に、緊張感と共に頑張ろうとの意識を強くしていることを表現するフレーズです。

このフレーズが使われるシーンとしては、ビジネスにおいては、会社に入社した場合や、転勤で新たな職場に異動する場合や、昇進した場合等が挙げられ、プライベートでは結婚した場合が、その代表的な例と言えます。

すなわち、何らかの新たな門出において、使われるフレーズだと言えます。

上記のような場面で、挨拶などを行う際に、「身の引き締まる思いでございます」と、このフレーズが使われるのです。

従って、このフレーズは手紙やメール等の文書ではなく、口頭でよく使われると言えます。

また、この「身の引き締まる思い」は、敬語の一部になっていると言え、実際に使う際には、その後に丁寧語の「ございます」「いたしております」「しております」を付け、全体として謙譲語を使った敬語表現として使われることが多いと言えます。

「身の引き締まる思い」を使った例文

「身の引き締まる思い」を使った例文

・『今後は課長として、この職場の舵取りを役を担うこととなり、身の引き締まる思いです』
・『入社10年目にして、この新たな職場で皆さんと一緒に仕事をするとになり、身の引き締まる思いでございます』

「身の引き締まる思い」の類語や言い換え

「身の引き締まる思い」の類語や言い換え

「身の引き締まる思い」の言い換え表現としては、「決意を新たにする」「思いを新たにする」「初心に返って」「兜の緒を締める」等が挙げられます。

まとめ

まとめ

「身の引き締まる思い」の文字通りの意味としては、「心や体のゆるみがなくなる感じや気持ち」と言った意味で、環境や立場が大きく変化する際に、緊張感と共に頑張ろうとの意識を強くしていることを表現するフレーズです。

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