この記事では、スラング用語の「痛板」【いたいた】の意味を中心に取り上げて、例文や使い方も説明していきます。
「痛板」とは?意味
「痛板」とは?意味
スキーやスノーボードの板に自分が好きなアニメの美少女キャラやイケメン、大好きなアニメやゲームに登場するお気に入りの人物のステッカーを貼り、素敵に変化させたものを「痛板」【いたいた】とマニアの間では呼んでいます。
費用を抑えて自分が板にステッカーを貼って個性的に装飾する方法なら思い通りに変化させられますが、金銭的に余裕あれば専門業者に依頼して独創的な「痛板」にする人もいます。
小さなものから大きなサイズまであるステッカーを好きなように板の裏へ貼るのもいいですし、表の目立つ所に貼り、楽しむのもいいものです。
「痛板」の概要
「痛板」の概要
2005年頃から若者の間で使われるようになった「痛板」は、自分が好きな作品の登場人物のステッカーをスノーボードの板に貼り、mixiのコミュニティ内で楽しむ画像が投稿されたことで多くの若者の間で取り入れられるようになりました。
最初は小さなステッカーを貼る人ばかりでしたが、しだいにその大きさと数を競うようになり、少しでも目立つため装飾に力を入れたフルラッピングという方法で板に貼り付けて遊ぶ人が増えていきます。
このフルラッピングは、板全体に装飾する方法になりますので、素人ではコピーするのが難しいこともあり、専門業者に依頼するわけです。
「痛板」の使い方や使われ方
「痛板」の使い方や使われ方
かわいい美少女のステッカーを貼っているスノーボードの板を「個性が感じられる痛板だ」と褒めるとき使います。
日本痛板協会が開く「JIBA」では、多くの「興味を惹かれる痛板が数多くある」と言い表しますし、イベントに来た人たちはその光景を画像にしてSNSに投稿して楽しむわけです。
参加費は無料で、自分が特別にお気に入りである「マイ痛板」を友達になった人の板と並べて撮って楽しみます。
中には同じ服を着て「マイ痛板で滑るマニア」もいるなど、イベントでは何かと楽しい姿が見られます。
痛板イベントの開催日はSNSで定期的に予告していますので、都合がいい日時に参加して友達作りや貼り方の方法を学ぶわけです。
「痛板」を使った例文(使用例)
「痛板」を使った例文(使用例)
・『痛板で真っ白なゲレンデを滑り終えた後は親しくなった者同士で飲み会する』
イベントではゲレンデを滑った後、好きな飲み物を飲んで会話したり、カラオケして遊ぶ飲み会する場合もあります。
・『海に行くとサーファーが痛板で波乗りしている姿が妙に輝いて見えた』
痛サーフボードの表側に好きな歌手やアニメの登場人物のステッカーを板に貼れば、うつ伏せになったとき一体感が増してより一層楽しめるわけです。
・『白銀に痛板イベントがやってきたことに地元のファンを感動させる』
最近は日本各地のスキー場で痛板イベントが開かれており、多くのファンを集めては多くの若者を集めています。
まとめ
まとめ
自分が好きな登場人物のステッカーを貼ることで、より一体感を感じてゲレンデを滑る快感を楽しめるのが「痛板」の魅力になります。
そんな「痛板」を美しく、個性的に彩る工夫を取り入れて自分だけのオリジナリティ溢れる板にアレンジして周囲を楽しませるのもいいでしょう。