この記事では、スラングとしての「泥」の意味を分かりやすく説明していきます。
「泥」とは?意味
「泥」とは?意味
スラングとしての「泥」には二つの意味があります。
一つはGoogleが開発したスマートフォンなど携帯端末用のオペレーションシステムであるアンドロイドです。
もう一つの意味としては、ゲームで敵を倒したことで、なんらかのアイテムを入手することを指します。
同じ文字、同じ読みで全く異なる意味を持つので、文脈であったりどういった話題で使われているかで、どちらの意味で使われているかの判断が必要です。
「泥」の概要
「泥」の概要
「泥」には二つの意味がありますが、どちらも由来としては、本来の呼び方の略称という点で共通しています。
携帯端末の場合はアン「ドロ」イドから、ゲームでのアイテム入手の場合は落とすを意味する「ドロ」ップから、ドロの部分を抜き取り、漢字へと変換した俗語が「泥」です。
両者からドロの部分だけが抜き取られ、漢字に変換され定着したのは偶然の一致ですが、スラングとしてはドロップに由来する方はアンドロイド端末が登場する以前からありました。
ドロップを指す「泥」というスラングがある上でアンドロイドも「泥」と略されたのは、アンやイドを略称とするより言葉として収まりが良かったという点が大きいでしょう。
「泥」の言葉の使い方や使われ方
「泥」の言葉の使い方や使われ方
「泥」は意味によって使われる場面や使い方も違います。
オペレーションシステムの「泥」は、それを搭載した端末を指すことに使われる言葉です。
スマートフォンにもタブレットにもアンドロイド端末はありますが、どちらも「泥」という言葉を使い、「スマホ買い替えたけど今回は泥にしてみた」、「タブレットは泥の方が使いやすくておすすめ」という風に使います。
ゲームのアイテム入手の意味では、「偶然レアアイテムの泥があった」、「いつまで経っても泥しない」という風に、アイテムの入手を言い換える形で使われる言葉です。
スラングとして使われる頻度としては、現代ではアンドロイドを指すことに使われる方が多いでしょう。
「泥」の類語や言いかえ
「泥」の類語や言いかえ
オペレーションシステムの「泥」には類語がなく、スラングの元となった「アンドロイド」を略さずに使うことが言い換えになります。
アイテム入手の場合も省略せずに「ドロップ」と表現することも多いでしょう。
またアイテム入手の方の「泥」は、ゲームシステム的に落とした、入手したと表記されることが多いので、「落とす」や「入手する」と言い換えられることも多いです。
まとめ
まとめ
スラングとして先に使われていたのはゲームのアイテム入手に関する「泥」です。
しかし現在ではスラングを使うほどゲームをしている人より、スマートフォンやタブレットに関わる人のほうが多いので、アンドロイドを略した「泥」の方が広く使われています。
ただしゲーム関連の「泥」も使われなくなっているわけではないので、アンドロイドの略称だと決めつけず、文脈や話題からどちらか判断するべきでしょう。