「割れ厨」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「割れ厨」の意味を分かりやすく説明していきます。

「割れ厨」とは?意味

「割れ厨」とは?意味

「割れ厨」とは違法ダウンロードを利用している人達を指す言葉です。

漫画や音楽、映画やアニメなどの動画など、違法ダウンロードしているものの種類は問いません。

そう言ったコンテンツには有料のものも無料のものもありますが、無料のものではなく、有料のものに対価を払わずダウンロードする人が「割れ厨」です。

また違法ダウンロードしている人の中でも、その行為に罪の意識を持っていないどころか、違法ダウンロードやそれの利用者を擁護して自分を正当化し、逆に違法ダウンロードしていない人を見下すような痛々しい人を区別して指すこともあります。

「割れ厨」の概要

「割れ厨」の概要

「割れ厨」は2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で生まれた何々厨という、相手を見下す形のネットスラングの一つです。

商用作品を違法コピーして配布や販売することを指すwarezというスラングがあり、ware部分をローマ字読みしたものが割れであり、そう言った違法に配布されているデータやソフトウェアをダウンロードしている人を蔑視した呼び方が「割れ厨」になります。

違法ダウンロードというように、こう言った行為は完全に犯罪です。

しかしそうであっても止められない、むしろ止める気もなく正当化しようとする人の愚かしさを蔑み生まれた言葉が「割れ厨」です。

「割れ厨」の言葉の使い方や使われ方

「割れ厨」の言葉の使い方や使われ方

「割れ厨」はその意味通り、違法ダウンロードをしている人を蔑視して指す事に使う言葉です。

「割れ厨対策にプロテクトが掛けられたせいでお金を出した自分にまで面倒が増えた」のように、「割れ厨」に対するマイナスな感情がある場合に使われます。

ただし「割れ厨」というスラングは一般的ではなく、そのもととなったwarezという言葉も日本では知名度の低いスラングなので、そう言ったスラングの知識がある人以外との会話ではあまり使われません。

「割れ厨」の類語や言いかえ

「割れ厨」の類語や言いかえ

以前は「割れ厨」のことは「warezer」と呼ばれていましたが、「割れ厨」に取って代わられました。

こういったスラングを使うと違法行為を軽く認識される可能性があるので、現在では長くても「違法ダウンロード利用者」と違法性を明記する形が一般的です。

また「割れ厨」のように何を言っても聞く耳持たない相手にレッテル貼りし、軽蔑視する目的で作られた何々厨という言葉は非常に多くあります。

ネットですぐに異性の連絡先を聞き出し実際に会おうとする「出会い厨」、昔を現在よりも良い時代だったと美化する「懐古厨」などの何々厨という言葉も、「割れ厨」と同じ由来で作られた類語と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

「割れ厨」は違法ダウンロードの利用者を指すので、当然全員犯罪者と言えます。

そのため「割れ厨」と呼ぶのも相手を遠回しに犯罪者と呼んでいるようなものですし、「割れ厨」自体相手を軽蔑して使うスラングなので、人を不快にさせる可能性をちゃんと考えて使うべき言葉です。

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