この記事では「お気遣い感謝いたします」について解説をします。
「お気遣い感謝いたします」とは?意味
「お気遣い感謝いたします」とは?意味
あれこれ気にかけてくれることに対して、ありがたく思う気持ちを伝える言葉です。
「お気遣い」は「気遣い」を相手を敬う言い方にしたものです。
「気遣い」には、あれこれ心を配ること、という意味があります。
「お」をつけることで、尊敬の意を表す形になります。
「感謝」は、ありがたく思う気持ちを表す語です。
「いたし」は「いたす」のことで、「する」の謙譲語・丁寧語です。
「ます」は敬意を表します。
「お気遣い感謝いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お気遣い感謝いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手があれこれ気を配ってくれたときに用います。
聞き手が行ってくれた行為に対して、感謝している気持ちを表すものです。
たとえば、自分がのどの調子が悪くて、声がかれていたとします。
そのことを先輩が気にしてくれて、のど飴をくれました。
この行為は相手を気遣っているといえます。
この行為に対して、のど飴をもらった人はありがたく思いました。
その気持ちをこのような言葉で表現します。
体調を気にしてくれたときの他には、仕事の進行状況を気にかけてくれたとき、品物をくれたときなどにも用いることができます。
たとえば、創業20周年を迎えたとします。
祝うべきことだと、他人からお祝いの品物をもらいました。
この行為は気遣いといえます。
こういった品物をもらったときにも、お礼の言葉として用います。
「感謝いたします」は「ありがとうございます」とすることもできます。
これでも、ありがたく思っている気持ちが伝わります。
また、「ございます」と「ある」の意の丁寧語を使用しており、丁寧な表現なので失礼にはなりません。
「お気遣い感謝いたします」を使った例文
「お気遣い感謝いたします」を使った例文
・『お気遣い感謝いたします。だいぶ調子はよくなりました』
「お気遣い感謝いたします」の返答や返信
「お気遣い感謝いたします」の返答や返信
どのような気遣いを示したのかによって、返す言葉が変わります。
相手の体調が悪いときには、体調を気にかける言葉をかけるとよいでしょう。
無理をさせないように気をつけます。
早めに返せた方がよい場合もあります。
品物を贈った場合、それが祝い事の場合はお祝いの言葉を伝えます。
喜びの気持ちを伝えましょう。
仕事の進行状況を気にかけたときは、今の状況を聞いたり、その後の指示を出したりします。
まとめ
まとめ
この言葉は、他人があれこれ気を配ってくれたときに用います。
ありがたく思う気持ちを伝えるものです。
些細なことであっても、何かをしてもらったならば、お礼の言葉を伝えるように心がけましょう。
そうすることが、相手との関係を良好にすることにつながります。