この記事では「購入させて頂いてもよろしいでしょうか」について解説をします。
「購入させて頂いてもよろしいでしょうか」とは?意味
「購入させて頂いてもよろしいでしょうか」とは?意味
代金を支払って自分のものとしてもよいだろうか、という意味です。
購入することに対して、相手に許しを求めています。
「購入」には、商品などに対して金銭を渡し、自分のものとするという意味があります。
この場合、何かを購入するのは話し手です。
「させて頂い」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めることによって、その動作を遠慮しながら行う意を込めて、相手に対して敬意を表すものです。
「よろしい」には、差し支えない、許可できるという意味があります。
「それをしてもよろしい」のような使い方をする言葉です。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を問う意があります。
「購入させて頂いてもよろしいでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「購入させて頂いてもよろしいでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、購入することについて相手に許可を求めるときに使用をします。
購入したい人が用いるもので、売る人が用いるものではありません。
Aさんが自転車屋さんに行って、素敵な自転車を見つけたとします。
この自転車は販売しているものではなく、展示品のように置かれています。
Aさんは、「この自転車を購入することができるのだろうか」「購入してよいものなのだろうか」と思いました。
購入できるものなのかよくわかりませんが欲しいです。
そこで、店員に「購入できるのか」「私が買ってもよいのか」と聞くことにしました。
そのときに、「購入させて頂いても~」という表現を用います。
遠慮している意を表すとき、相手に許可を求める必要があるときに用いる表現です。
「購入させて頂いてもよろしいでしょうか」を使った例文
「購入させて頂いてもよろしいでしょうか」を使った例文
・『○○を購入させて頂いてもよろしいでしょうか』
「購入させて頂いてもよろしいでしょうか」の返答や返信例
「購入させて頂いてもよろしいでしょうか」の返答や返信例
購入してもよいのか、売ることはできないのかを答えます。
商品であれば、売ることはできる、購入できるという返事になるでしょう。
商品でないものの場合は、売ってもよいのかを検討します。
売り物でない場合、それをお客さまに渡してお客さまに危険がないか、代金はどれくらいもらうのかなどを、よく考える必要があります。
販売できない場合は丁寧に断ります。
「申し訳ありませんが」など一言添えることで、相手が受ける衝撃が和らぎます。
まとめ
まとめ
この言葉は、何かを購入したい気持ちを話し手が持っていることを表します。
相手に許可を求める必要があるときに用います。
コンビニで飲み物を買うなど、許可を得る必要がないときには用いないもので、日常的には使う頻度は少ないかもしれませんが、覚えておくといざというときに使えます。