「お調べいただきありがとうございます」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では、ビジネスシーンで見聞きする事もある「お調べいただきありがとうございます」の言葉の意味や使う際の注意点等を説明致します。

「お調べいただきありがとうございます」とは?意味

お調べいただきありがとうございますは、おしらべいただきありがとうございます、と読むのが正しい読み方です。

文字で記載されたこの言葉を見れば一目瞭然な事ですが、調べるといった意味の調べにおを付けて丁寧にしたお調べの文字に、いただくを連用語に変化したいただきの文字を加え、感謝の意を表す言葉を丁寧に表現した、ありがとうございますの文字を付け足す事で誕生した言葉となっています。

以上の事からお調べいただきありがとうございますは、調べて貰って有り難いです、という意味を示すのです。

「お調べいただきありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

お調べいただきありがとうございますは、調べものをしてくれて感謝しています、という意味に用いられる言葉となっています。

要するに、何らかの情報を調べてくれたり、不明点を明確にしてくれた相手に対して、感謝の意を表す際に、このお調べいただきありがとうございますの言葉が利用されているのです。

ただしお調べや、いただきという丁寧な言い回しが使われている事から理解出来る様に、敬うべき相手に対して駆使する言葉となっています。

そのためビジネス上では、部下の様な立場的に下の人間に使うと、大仰過ぎる表現となってしまうので注意が必要です。

敬意を表すべき、上司や取引相手といった目上の人物に対して使用する言葉となっています。

「お調べいただきありがとうございます」を使った例文

・『細かい部分までお調べいただきありがとうございます。お陰様で、気掛かりだった点はしっかり解消されました』

「お調べいただきありがとうございます」の返答や返信

お調べいただきありがとうございますは、調べてくれた相手に感謝の気持ちを伝える際に、使われる言葉です。

とはいえ、全体的に言い回しは丁寧であるため、この言葉は、取引相手や上司といった気遣いが必要な、目上の相手に対して使用されています。

つまり逆に言うと、このお調べいただきありがとうございます、に返答や返信を行う事になるのは、立場として上の人物となるのです。

だからこそ返答や返信例としては、どういたしましてや、気にせずに、といった言葉を挙げる事が出来ます。

まとめ

お調べいただきありがとうございますは、調べて貰えてありがたいです、という風に相手に感謝を伝える言葉です。

もっとも、全体的に丁寧な言い回しが利用されている事から分かる様に、この言葉は気遣いが必要な相手に使用されています。

お陰で部下の様な立場的には下の人間に、使うべきではありません。

上司や取引相手といった敬うべき、目上の人間に対して用いるべき言葉です。