この記事では、「微レ存」の意味を分かりやすく説明していきます。
「微レ存」とは?意味
「微レ存」とは?意味
「微粒子レベルで存在する」の略で、母数に対する数は非常に少ないものの存在するという意味になります。
読み方は「びれぞん」となりますが、口頭で使うケースはこの言葉を知っている同士となるでしょう。
2008年頃から使われ始めたとされています。
掲示板での発祥でアダルトビデオの内容の話題から生まれたとされていますが、そこから下品な話題のみに使われる言葉ではなくなっていったという珍しい立ち位置にある言葉と言えます。
「微レ存」は確率や世の中に普及しているもの自体にも使うことができ、マンガの展開予測などで「死んだと思っていたキャラクターが生き返ることも微レ存」というような無理のある話を確率が低いということでフォローすることができます。
「微レ存」の概要
「微レ存」の概要
「微レ存」自体に定義はありませんが、少なくともクラスに一人の1/40前後辺りからと考えられる数値で、1/10000より大幅に小さい数値であることも十分にありえます。
1/5などの数値では「微レ存」ということはできません。
とは言え数字的に定義しきれないものも「微レ存」という言葉の対象にできます。
シーズン中盤の最下位チームのプロ野球の優勝確率などを「微レ存」ということもありますが、勝率だけで計算しても優勝できないというところがポイントと言えるでしょう。
「絶対」や「確実」のような言葉が逆の言葉ではあります。
予想がほぼ当たらないタイプのジャンルである新製品のデザイン、マンガのストーリー予測などに使いやすい言葉ということができます。
可能性がゼロのものに使う場合はギャグとしての立ち位置になります。
「微レ存」の言葉の使い方や使われ方
「微レ存」の言葉の使い方や使われ方
「2022年時点で行動を走るカローラスパシオは微レ存かもしれない」カローラスパシオは1997年頃のそれほどヒットしていない大衆車なので現存の可能性が非常に低いということになります。
「ONE PIECEが来週終わる可能性も微レ存」こちらは2022年時点ではありえないに近い意味、隕石が落ちて地球が消滅するレベルの比喩表現と言えます。
「イチローが日本プロ野球界で活躍する可能性も微レ存」これに関しては明確なデータが有るわけではないですが極めて確率が低いと言えるでしょう。
「微レ存」の類語や言いかえ
「微レ存」の類語や言いかえ
極めて可能性が低いが、ほぼありえないものの、僅かな可能性だが、など可能性や数が少ないという意味があると類語と言えますが「貴重」という意味合いまでは含まれていないようです。
まとめ
まとめ
「微レ存」という言葉はわずかに存在するかもしれないという意味の言葉で、インターネット掲示板中心に使われていた言葉です。
ありえないような話をする際に使い勝手の良い言葉ではあるため、完全に滅びるという言葉ではないでしょう。
ただし、再び頻繁に使われるようになるかというのは微妙です。
「微レ存」とまでは言えません。