この記事では、「非オタ」【ひおた】の意味や使い方、例文を取り上げて詳しく説明していきます。
「非オタ」とは?意味
「非オタ」とは?意味
まったくオタクとは無縁の人を「非オタ」【ひおた】と言い、家よりも、外出して遊ぶ方が好きという人を指す言葉です。
アニメや漫画、美少女アイドルが好きなオタクではなく、スポーツやカラオケ、買い物など外で遊ぶことが好きな人はオタクではないという意味を込めて使われています。
主に、二次元に登場するような美少女やイケメンキャラクターなどには興味がなく、見向きもしない大人を言い表すスラング用語です。
オタクに受ける文化をはっきり受け入れないという「非」を掛け合わせたものであり、お宅の考えや行動に最初から賛同しない人を指す言葉になります。
「非オタ」の概要
「非オタ」の概要
根っからのオタクであることを否定する「非オタ」は、過去にアニメ好きであったのが、しだいに否定する者になっていきます。
どうしてオタクを辞めたかというと、応援していたアニメ作品が時とともにあきられてしまい、人気がなくなったからとか、もう応援できる時間とお金がなくなってしまった、結婚して子育と家事に追われるようになったなどオタクではいられない様々な理由からきています。
独身のときは時間も自由に使えて仕事していれば給料も注ぎ込めますが、そのような状況ではなくなった人は、今まで好きだったアニメから遠のき、現在は夫婦生活に力を入れたり、家を買う資金を貯めるなどするため「非オタク」になっていくわけです。
反対に、まったくオタクとは無縁の「非オタ」にアニメを進めたら気に入ってくれてオタクになったという状況を表すときも使われています。
「非オタ」の使い方や使われ方
「非オタ」の使い方や使われ方
自分はまったくオタクとは無縁の生活を送っていると人に話すとき「俺は非オタなので、その話は分からない」とアニメファンとの会話で伝えることがあります。
そのような人に対して「非オタに話題のアニメを熱く語っても仕方がない」と落ち込む自分の気持ちを表します。
まったくアニメにゆかりもなく、お金を使わない人が「非オタぶっている」と感じる場面が見受けられるので本人に聞いてみれば、やはり本当はオタクであるのに、周囲にバレたくないから興味がないふりをしていると言うわけです。
そんな「非オタと遊ぶのが怖い」と思うオタクが、自分とは話が合いそうにない異性とデートするときどうしたらいいか悩む気持ちをSNSに投稿するとき使うわけです。
「非オタ」を使った例文(使用例)
「非オタ」を使った例文(使用例)
・『非オタにアニメの話をしてもまったく興味を示さないので、友達にはなれそうにない』
せっかく知り合う機会があっても、興味を示さない人とはいくら会話しても距離が縮まらず、楽しい時間を過ごせないのです。
・『現実社会にしか興味がない近所に住む非オタの男性だったが、頑張ってアニメの魅力を伝えたらオタクに転身した』
まったくアニメの世界に興味がない人に、アニメの良さを伝えると好きになることがあります。
・『非オタはオタクの世界を最初から理解しないは、壁をつくっているところが残念に感じる』
絶対にオタクを受け入れないと思う「非オタ」は心を開かないところがありますので、自分なりに受け入れてくれるよう工夫することが必要です。
まとめ
まとめ
なかなかオタクと「非オタ」は距離を縮められない関係ではありますが、ちょっとしたことで友達になる場合もあります。
どのような作品を選べば心を開いてくれるか、どう話せば良さを伝えられるかを自分なりに考えてみるのも良い方法です。