「お力落とされませんようご自愛ください」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お力落とされませんようご自愛ください」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語」を分かりやすく解説していきます。

「お力落とされませんようご自愛ください」とは?

「お力落とされませんようご自愛ください」とは、「気力を落とさないように自分を大事にしてくださ」という意味を持っているビジネス用語です。

この表現は、「心理的な悲しみ・痛みなどで落ち込まないように自分をいたわってください」を意味しています。

「お力落とされませんようご自愛ください」の「お力・ご自愛」は、尊敬の意味を持つ接頭語「お(御)」や「ご(御)」をつけた尊敬語です。

「落とされる」も「落とす」の尊敬語になります。

「お力落とされませんようご自愛ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「お力落とされませんようご自愛ください」のビジネスメール・会話での使い方は、基本的に「会話・対面の話し言葉」では使わず、「ビジネスメール・おくやみの言葉(弔電)などの書き言葉」で使うという使い方になります。

「お力落とされませんようご自愛ください」は、「相手が心理的な悲しみや心痛を感じるような不幸事(家族親族などの死去)があった場合」に使われるのです。

主に「葬式で読み上げられるお悔やみの弔電」や「葬儀後のお悔やみのメール・手紙」として使うことができます。

使うときの注意点は、「仕事上の失敗・左遷(降格)などで目上の相手に使うと、上から目線の失礼・嫌みな文章として解釈される恐れもある」ということです。

「お力落とされませんようご自愛ください」を使った例文

・『突然の訃報に接して驚くばかりです、お力落とされませんようご自愛ください』
・『ご遺族様のご落胆がいかばかりかと拝察いたします、お力落とされませんようご自愛ください』
・『この度はご愁傷様でございます、お力落とされませんようご自愛ください』

「お力落とされませんようご自愛ください」の類語や言い替え

・『ご落胆されませんようご自愛ください』
・『お体を崩されることがないようご注意ください』
・『お気を落とされませんようお体をお労りください』
「お力落とされませんようご自愛ください」というお悔やみや慰めの言葉は、「お力落とされませんよう」を「ご落胆されませんよう・お気を落とされませんよう・落ち込まれないよう・お体を崩されませんよう」に言い替えることができます。

「ご自愛ください」の類語には、「ご注意ください・ご留意ください・お労りください・おいといください」などを挙げることができます。

まとめ

「お力落とされませんようご自愛ください」というお悔やみや慰めの言葉を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「お力落とされませんようご自愛ください」の意味・使い方・例文・類語を調べたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。