「アプリケーションエンジニア」と「システムエンジニア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アプリケーションエンジニア」とは?
「アプリケーションエンジニア」とは?
「アプリケーションエンジニア」とは様々なアプリを開発する職業です。
開発するアプリというのは、スマホに追加する便利機能やゲームなどのアプリも含まれますし、業務をスムーズにするためのアプリケーションシステムも、既に構築されているシステムをウェブサイトを通してアプリ形式で利用できるようにするウェブアプリも含まれます。
それぞれどのようにプログラミングするかが大きく違うので、スマホアプリは作れるけれど業務アプリやウェブアプリの知識はまったくないなど、「アプリケーションエンジニア」と一括りにしても、できることは人によって全く違うと言うことも多いでしょう。
どういった端末で使うどのようなアプリを作るかを問わず、アプリケーションを開発する仕事についているなら「アプリケーションエンジニア」です。
「システムエンジニア」とは?
「システムエンジニア」とは?
「システムエンジニア」とはコンピューターのシステムを開発する職業です。
コンピューターと言ってもパソコンとは限らず、スマホ等の端末の基本システムを開発する人もいますし、高性能な美容機器や家電などに搭載されるコンピューターの制御システムを開発する人もいます。
また「システムエンジニア」はエンジニアではありますが、実際にプログラムを作成するのではなく、作成する前段階の工程を担当する仕事です。
クライアントと相談して要件定義を行い、そこからシステムの基本設計を立ち上げ、更に詳細を詰めていき、企画書として設計をまとめます。
そうして実際にプログラムをコーディングする人達が、どのようにプログラミングを進めればいいかを決めるのが「システムエンジニア」の仕事です。
「アプリケーションエンジニア」と「システムエンジニア」の仕事の違い
「アプリケーションエンジニア」と「システムエンジニア」の仕事の違い
アプリケーションのプログラミングをする人が「アプリケーションエンジニア」で、システムをどのように作るかをまとめる人が「システムエンジニア」です。
まずは「システムエンジニア」がクライアントの対応をして、求められている要素を実現するための基本設計とその詳細を定めます。
そしてその企画書通りにアプリケーションを作るのが「アプリケーションエンジニア」です。
実際にアプリを作るのが「アプリケーションエンジニア」の仕事であり、アプリを作るにあたって求められている仕様を決めるのが「システムエンジニア」の仕事というのが、それぞれの仕事の違いと言えます。
まとめ
まとめ
アプリを作る際の企画段階担当が「システムエンジニア」で、プログラム作成担当が「アプリケーションエンジニア」です。
どちらもエンジニアとついてはいますが、受け持つ工程は全く別になります。
